シニア花井の韓国余話

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韓国の主力産業、4年後には中国に追い付かれる見通し

2014年10月30日 22時40分32秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年10月28日記事抜粋
 国策シンクタンクの産業研究院(KIET)は、4年後の2018年にスマートフォン、液晶パネルなど韓国の主力輸出品目の大半が中国に追い付かれるという見通しを示した。
 KIETのソ・ドンヒョク成長動力産業研究室長は10月27日、韓国経済学会、産業研究院、韓国経済研究院が主催したセミナー「中国の追い上げと韓国製造業の課題」で「中国の大規模投資と技術革新によって、2018年に韓国は自動車、半導体を除くほぼ全ての主力産業分野で中国に追い付かれるか追い越される」との分析を示した。」
 KIETは分析した9つの主力産業のうち、8業種では韓国の最大のライバル国・地域がこれまでに日本、欧州、台湾ではなく、中国に変わると予想。具体的に18年までに通信機器(スマートフォンなど)、液晶パネル、石油化学、造船の4業種で韓国は中国に追い付かれるか追い越されるとした。鉄鋼、繊維・衣類では韓国がさらに劣勢となり、一般機械、半導体では中国との競争が激化しそうだ。韓国が唯一確固たる競争力を維持できるのは自動車のみと予想された。
 特にスマートフォン、液晶パネルなど韓国の輸出をけん引してきたIT分野で中国の追い上げが激しい。ソ室長は「スマートフォンと液晶パネルで現在は韓国が世界首位だが、2-3年以内に中国に追い付かれるとみられる」と述べた。セミナー参加者は韓国企業が中国の追い上げをかわすためには、「破壊的な革新」で積極的に市場を攻略すべきだと指摘した。
宣政敏(ソン・ジョンミン)記者







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