自動車登録台数 １０月末にも２千万台突破

【ソウル聯合ニュース】14.10.22
韓国の自動車登録台数が１０月末にも２０００万台に達する見通しだ。
　国土交通部は10月２２日までに、９月末の自動車の累計登録台数を１９９５万１８１０台と集計した。人口２．８人当たり１台を保有する計算だ。保有者は男性が１３２８万７０５台、女性が４１３万４７３８台、法人・事業者が２５３万６３６７台。
　累計登録台数は昨年末に比べ２．８％増加した。月平均の増加率を踏まえると、今月末には２０００万台を超えることになる。１９７５年は約１９万３０００台にすぎなかったが、１９９７年に１０００万台を超え、さらに１７年で２０００万台の大台に乗る。
　国土交通部は、登録台数の増加率も今年は１１年ぶりに４％台に持ち直すとみている。１９８０年代から１９９０年代半ばまで２０％前後の高い増加率を示していたが、１桁に鈍化した後、２～３％台にとどまっていた。
　今年、韓国の完成車メーカーはさまざまな新車を発売しており、キャンプ人口の増加などでスポーツ多目的車（ＳＵＶ）の需要も拡大している。また、輸入車市場の急成長も影響を及ぼしている。今年１～９月の自動車の新規登録台数は１２５万８４０４台で、このうち輸入車が約１５％を占める。