シニア花井の韓国余話

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旅客船沈没:オーナー傘下団体、抵抗姿勢強める

2014年05月16日 18時30分43秒 | Weblog
韓国大手新聞 朝鮮日報14年5月14日記事抜粋
 セモグループを舞台とする横領・背任事件で、同社の兪炳彦(ユ・ビョンオン)元会長に対する検察の出頭要求が迫り、兪氏一族が影響力を持つ宗教団体「基督教福音浸礼会」(別名・救援派)に所属する信者とグループ系列企業社員ら「兪炳彦勢力」による検察への抵抗が目立っている。兪炳彦勢力が合法的に集会やデモを届け出たため、検察は強制的に阻止することはできないが、万一の事態に備え、動向を注視している。
 兪炳彦氏一族に対する捜査を担当する仁川地検の前は5月6日以降、午後3時から7時まで騒々しい状況が続いている。信者らが「宗教弾圧中止」を主張するため、警察に届け出を行った上で毎日集会を開いているからだ。
 当初は約500人規模だったが、徐々に参加者が膨らみ、警察には6月10日まで約1000人規模の集会を続けるとの届け出が出されている状況だ。参加者らは12日まで仁川地検前で集会を開いていたが、検察が兪炳彦氏の長男、兪大均(ユ・デギュン)氏に対する逮捕状執行を目指した13日には、京畿道安山市にある基督教福音浸礼会安城協会(クムス園)に移動し、車でバリケードを築き、正門の鉄扉の内側で約500人が抗議デモを行った。
 12日からは「兪炳彦氏救援」を掲げる別のグループがソウル市瑞草区の大検察庁(最高検に相当)の前に姿を現した。一団はセモグループ系の「タパンダ代理店連合会」を名乗り、13日も約500人が大検察庁の正門前で歩道に座り、検察を批判するプラカードを手にスローガンを叫んだ。主張内容は仁川地検前の信者らとほぼ共通している。
 集会の参加者は大半が黒い服を着て、胸には黄色いリボンを付け、道路に座り込んでいる。集会の前半には愛国歌(韓国国歌)や賛美歌を歌い、集会半ばからは参加者代表がマイクを握り、検察による捜査の不当性を訴える。続いて、引率者の指揮で立ち上がり、検察庁舎に向かい、「捜査を中断しろ」「国民に謝罪しろ」などと叫ぶ。
 集会を見守った警察幹部は「他の集会では、時間がたつと参加者が疲れ、声が小さくなるものだが、信者らは時間がたつにつれ力強くなり、皆が渾身(こんしん)の力を込めて叫んでいる。彼らのデモを見ていると、心理的な圧迫感を感じるほどだ」と話した。
尹柱憲(ユン・ジュホン)記者(社会部)





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