シニア花井の韓国余話

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実務協議決裂で北朝鮮が韓国を非難

2014年07月22日 01時00分00秒 | Weblog
【ソウル聯合ニュース】14.7.18
北朝鮮の朝鮮中央通信は7月18日、韓国・仁川で9月に開幕するアジア大会参加をめぐり前日に開催した南北実務協議について、「せっかく行われた実務会談は、南(韓国)側の不当な態度と挑発行為により何も合意できず、次回会談の日付も決まらないまま決裂した」と報じた。
 同通信によると、北朝鮮は実務協議の午前の会議で、北朝鮮選手団と応援団の規模、移動ルート、交通手段、競技の進行、応援、身辺の安全、通信の保障、メディア取材などに関し「合理的な提案」をした。その際は好感触だった韓国が、「大統領府の指令を受け、午後には急変し挑戦的になった」という。
 韓国は大統領府からの指示を受けるために午後の協議開始を2時間15分も遅らせ、協議の席では午前の発言をすべてひっくり返し、代表団規模や身辺安全の保障、北朝鮮と朝鮮半島の旗の大きさにまで難癖をつけたと指摘。さらには北朝鮮が触れてもいない選手団と応援団の費用問題を持ち出し、自己負担すべきだと騒ぎ立てたと非難した。
 朝鮮中央通信は「われわれは南側のそうした態度が、実務会談を決裂させてわれわれの競技参加を妨げるための故意の行為という点を追求し、南側が挑戦的な態度を取り続けるならば競技参加を根本から再検討することと、競技参加問題は全面的に南側の態度にかかっていることを明言した」と述べた。
 北朝鮮はこの日の協議で、アジア大会に選手団と応援団を各350人派遣する方針を明らかにしたとされる。韓国滞在費の問題については具体的に言及しないまま、「便宜の提供」を要請したもようだ。これに対し韓国は「国際慣例と規定」を強調した上で、具体的な問題は協議が可能との立場を示した。




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