シニア花井の韓国余話

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北東アジア最大の米軍基地へと浮上する岩国基地

2014年07月27日 14時00分00秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年7月25日記事抜粋
厚木と沖縄の航空戦力、岩国へ移転岩国から平壌までわずか800キロ
朝鮮戦争当時、米軍機の出撃拠点に
来月までに空中給油機15機を配備
3年後には空母艦載機59機とF35戦闘機16機も配備
韓半島有事の際、米海兵隊の前哨基地になる可能性も
 7月15日。山口県岩国市にある米軍基地の滑走路に、KC130空中給油機1機が着陸した。これを手始めに、米軍は沖縄の普天間基地にいるKC130部隊(15機)全てを8月末までに岩国へ移す。「空飛ぶガソリンスタンド」とも呼ばれるKC130は、戦闘機が地上で給油を受けることなく持続的に戦闘を遂行できるよう支援する役割を果たし、給油機1機で戦闘機20機分の戦力に相当するともいわれる。
 毎日新聞など日本のメディアは、KC130の移転は岩国の基地機能強化の信号弾だと報じた。米軍は、神奈川の厚木基地にいる空母艦載機59機も、2017年までに岩国へ移転させる。さらに米国国防総省は、次世代主力戦闘機F35の海外初の配備先に岩国を選んだ。2017年までに16機を配備する。これにより岩国の米軍機は、現在の約50機から2017年には127機に増え、北東アジアにおける米軍最大の基地になる。
 これまでは、110機の航空機が配備された沖縄の嘉手納基地が米軍最大の基地だった。岩国には現在、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ12機と、自衛隊機約30機も配備されている。
 在日米軍の航空基地の中で韓半島(朝鮮半島)に最も近い岩国に、新型機の配備が続くということは、韓半島における抑止力の飛躍的な増加を意味する。沖縄と平壌は1500キロ離れているが、岩国からだと半分程度の800キロにすぎない。韓半島で緊急事態が発生した場合、岩国から発進した戦闘爆撃機は、30分あれば平壌を攻撃できる。韓国国防研究院のキム・ソンゴル研究員は「6・25戦争(朝鮮戦争)当時、岩国は韓半島に向かう米軍戦闘機の出撃拠点で、韓半島に投入される米軍は岩国を経由した。岩国の戦力強化は、韓半島での抑止力強化につながるだろう」と語った。現在も、岩国の米軍戦闘機は韓国の射撃場で演習を行い、韓半島周辺で行われる軍事訓練にも参加している。
 日本は、岩国基地の機能強化に合わせ、既に1600億円を投じて埋め立て工事を行い、既存の滑走路に比べ1.5倍の長さの滑走路を整備した。基地面積も1.4倍に拡大し、周辺に米軍用の住宅も建設している。岩国は海に面しており、揚陸艦の停泊も可能だ。岩国と250キロほど離れている佐世保港には、有事の際韓半島に投入される第31海兵遠征隊の輸送を担当する揚陸艦4隻が配備されている。ある軍事専門家は「韓半島で緊急事態が発生した場合、佐世保の揚陸艦が岩国に移動するなど、米海兵隊の前哨基地の役割も果たせる。岩国の機能強化は、沖縄に配備された海兵隊約8000人をグアム、ハワイに移転させることによる戦力縮小を補完する役割も果たすだろう」と語った。また、厚木基地の艦載機が岩国に配備されるのに伴い、佐世保港が空母の「準母港」役を果たす可能性も浮上している。これは、空母の韓半島前進配置を意味する。
 米軍は「岩国へのさらなる航空機の配備は、米軍基地が密集する沖縄の負担軽減と米軍戦力の再編に伴うもの」と説明している。しかし、中国も岩国の戦力強化に緊張している。これまで艦載機が配備されていた厚木基地に比べ、岩国基地は中国の北京にかなり近く、しかもF35の配備は、要するに中国を意識したものといえるからだ。
東京=車学峰特派員
(投稿者注)
在日米軍の駐留目的の50%以上は朝鮮半島有事のためだが、韓国人はその意識が無い。
在日米軍の存在が抑止力になっており、そのために日本は大きな費用を払っている。
日本は沖縄でも、在日米軍の維持のために、県民との間で苦労をしている。
しかし、韓国人はそれに対するありがたみを感じていない。
集団的自衛権に対しても反対している。
話が合わない。国民性なのだろう。



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