シニア花井の韓国余話

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韓国・サムスン前会長、年末に赦免へ

2009年12月29日 11時47分40秒 | Weblog
(韓国大手紙・朝鮮日報09年12月29日の記事抜粋)
12月29日の国務会議で決定、31日の赦免が有力
 大統領府が、サムスン・グループの李健煕(イ・ゴンヒ)前会長をはじめとする経済人らに対し、特別赦免を行う方針を固めたことが、28日明らかになった。政府は29日の国務会議(日本の閣議に相当)で、赦免案を提出するという。
 赦免の時期は今月31日が有力とされ、対象は50人以内となる見通しだ。また、これまで赦免の可否が関心事となっていた李前会長は、赦免の対象に含まれていることが確認された。
 政府の関係者は「これまでに、平昌冬季五輪の招致実現のため、李前会長の力が必要だ、という各界からの意見が相次いでおり、経済界の士気を高める必要があるとの判断に基づき、赦免を断行することになった、と聞いている」と語った。
 これまでに、キム・ジンソン江原道知事、平昌冬季五輪招致委員会のチョ・ヤンホ委員長、大韓体育会の朴容晟会長が李前会長に対する赦免を求めた。また最近は、大韓商工会議所、全国経済人連合会(全経連)など経済5団体も、李前会長やサムスン・グループの李鶴洙副会長、東部グループの金俊起会長など経済人78人、に対する赦免を大統領府に要請していた。
 李前会長は今年8月、背任や脱税などの罪で、懲役3年、執行猶予5年の刑が確定し、公判中だった昨年には、国際五輪委員会(IOC)の委員資格の停止を、自らIOCに申し立てていた。
 大統領府は当初、クリスマスに合わせた赦免を検討したが、頻繁に赦免を行うことに対する否定的な世論を考慮し、赦免の可否や対象をめぐって苦悩したことが分かった。結局、政府は経済界が赦免を求めた経済人のうち、一部は今回の赦免の対象から除外した。なお、李明博(イ・ミョンバク)大統領は就任後、これまでに3回の赦免を実施した。

李健熙前サムスン会長を特別赦免決定    (韓国大手紙・朝鮮日報09年12月29日の記事抜粋)
李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長に対する特別赦免が実施される。 李法務部長官は29日、「李健熙前サムスングループ会長に対し、31日付で単独特別赦免を行うことにした」と発表した。政府は同日午前8時に行われた国務会議で、李前会長に対する特別赦免案を審議案件として提出、通過させた。
 政府は、この特別赦免により、李前会長が国際オリンピック委員会(IOC)委員資格を回復し、江原道平昌郡での冬季オリンピック誘致活動をサポートできるようにしてほしいとする財界や江原道民など各界の要請を受け入れたとしている。大韓商工会議所・全国経済人連合会(全経連)といった経済団体が陳情したほかの企業関係者に対する赦免は保留された。

※12月25日にも投稿したが、韓国では「赦免」が毎年のように実施されている。
 多くは交通違反者に対する赦免に見えるが、それを隠れ蓑に経済人や政治家の赦免が主目的のように見える。
 日本では天皇陛下が即位されたときくらいだが、韓国では現大統領の2年間で3回の赦免になる。


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1 コメント

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Unknown (アナバコリア)
2009-12-29 15:18:05
こんにちは
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