シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

結婚費用:破談に至る三つのパターン

2012年06月28日 12時45分31秒 | Weblog
韓国大手紙・ 朝鮮日報12年6月27日
本紙がここ1年間、結婚情報に関する主要オンラインコミュニティー2サイトの書き込みのうち、破談や破談の危機の経緯をつづった339件を分析したところ、破談に至るパターンは大きく分けて三つあることが分かった。親が態度を変えるケース、他人と比較し始めるケース、そして本人が結婚費用のため新生活に不安を抱くケースだ。以下でそれぞれの代表的な例を紹介する。
■「質素に」と言いながら後で翻意
 最初は両家で質素に挙式しようと約束したものの、後になって欲を出すケースは多い。
 「両家顔合わせの席で、礼緞(新婦から新郎側の親への贈り物)や礼物(結婚記念品)を贈らないことで暗黙の了解を得たが、それから1カ月後に彼氏が私に500万ウォン(約36万円)でもいいから贈るように言ってきた。彼のお母さんが『寂しい』と言って腹を立てたらしい。私のことがとてもかわいくて、指輪や服を全部買ってやりたいと言っているようだが、要するに『(金を)もらいたい』ということだろう」
 「礼緞を贈る代わりに新居の費用を負担したが、新居の残金を払った日に彼の叔母が、彼のお母さんに『礼緞をもらわないなんて話にならない』と言った。『息子を売る代金だ』という表現も使っていた。今では彼氏も、親の体面を傷つけないよう500万ウォンは用意しなければと言っている」
■他人と比較し始める親たち
 新郎の母親が言おうと、新婦の母親が言おうと、若者たちを一番おびえさせるのは「○○のお母さんは××をもらったらしい」という言葉だ。「だから私ももらわないと」と、若い二人にプレッシャーをかけているのだ。
 「相手のお母さんにあいさつしに行くとき、現金1000万ウォン(約73万円)だけを持っていった。(礼緞として贈る)食器セットなどは、後で好みを聞こうと思っていたが、お母さんがいきなり腹を立てた。『息子を結婚させるのに(礼緞の)布団を自分で買えというのか。ほかの人から嫁が何を贈ってくれたのかと聞かれて、何ももらわなかったと言うなんて話にならない』と…。別れるとき、デパートのルイ・ヴィトン売り場の店員の名刺をくれた」
■結婚費用のせいで新生活が不安に
 こうした状況に一番傷つくのは庶民だ。結婚費用のせいで夜も眠れず、思い悩んだ末に婚約を解消したというケースが多かった。結婚話を進めようにも金がなく、銀行から借りるのも後が怖いという人たちだ。
「新居を探していて、本当に小さいけれど私たちが新生活を始めるのにちょうどいい家を見つけた。すぐに契約金が必要だったため、婚家に話をしたところ『数百万ウォン(数十万円)もない、苦しい』と言うばかりだった。言いにくかったが母親に話をしたら、私を育てるため全く貯金ができず、今になってようやく1000万ウォンの貯金ができたことを知った。私の婚需(新婦側が用意する婚礼道具など)のために使わずにいた金だと聞いて、母親の前でぽろぽろと泣いた。(皆が結婚費用のために)とても傷ついたと思った」




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。