シニア花井の韓国余話

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財政部長官、過度な不安感「ノセボ効果」を警戒 

2011年10月11日 18時39分17秒 | Weblog
(韓国大手新聞、東亜日報 11.10.7記事抜粋)
「本物の薬を飲んでも患者が信じることができず、効き目の無くなる、『ノセボ効果』を警戒しなければならない」
朴宰完(バク・ジェワン)企画財政部(省)長官は10月5日、政府果川(クァチョン)庁舎で開かれた危機管理対策会議で、「過度な不安感が韓国経済に負担を与える副作用があると判断される」とした上でこのように語った。同日の会議は、政府が経済政策調整会議を危機管理対策会議へと変えた後の初会議だった。
覚悟を新たにするため、前日、散髪をしたという朴長官は、「金融市場と外国為替市場が対外不安要因に対し、敏感に反応しているなか、心理指標を中心に、景気減速の兆しも見えている」と指摘した。さらに、「我々の体の中には、通貨危機やグローバル金融危機など、危機を克服する特有の遺伝子が流れている」と言い、「信頼さえあれば、薬でなくても病気の治る、『プラシーボ効果』の前向きな薬が必要な時期だ」と話した。
朴長官は、「危機的状況を迎えれば、投資家らは投資対象の貸借対照表や損益計算書を細かく突きつけることになる」とし、外貨債務状態や経常収支の健全性管理の重要性を強調した。
同日の会議には、普段の経済政策調整会議とは違い、崔重卿(チェ・ジュンギョン)知識経済部長官や金錫東(キム・ソクドン)金融委員長、林采民(イム・チェミン)保健福祉部長官、李埰弼(イ・チェピル)雇用労働部長官、任鍾龍(イム・ジョンリョン)首相室長、金東洙(キム・ドンス)公正取引委員長など、多くの長官が出席した。


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