シニア花井の韓国余話

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バレーボール:韓国男子、出場逃す=ロンドン五輪

2012年06月12日 21時35分13秒 | Weblog
韓国大手紙・ 朝鮮日報12年6月12日記事抜粋
最終予選で8カ国中6位
プロリーグ外国人選手頼りで実力派育たず
 男子バレーボール韓国代表は12年ぶりの五輪進出を果たせなかったことから「このままではいけない」という批判と懸念の声が高まっている。韓国男子は6月10日、東京都内で行われたロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会で3勝4敗となり、出場8カ国中6位にとどまった。このため、全体1位、アジア1位に与えられる本大会出場チケットを獲得できず、11日に帰国した。韓国男子の五輪出場は2000年のシドニー五輪が最後だ。
 韓国女子はトルコで活躍中の「ワールドスター」キム・ヨンギョンを中心に、8年ぶりに五輪出場を果たし、日本戦も22連敗でストップさせた。だが、韓国男子は無気力だった。チェ・ホンソク=ドリーム・シックス=は韓国男子代表チーム内では得点1位だが、8カ国中11位(76得点)と振るわなかった。韓国男子を率いるパク・キウォン監督は「ファンに本当に申し訳ない。今からでも2016年の五輪に備え長期的なプランを立てる必要がある」と述べた。
 韓国男子が国際的な舞台で活躍できなくなった時期は、2005年のプロリーグ発足と一致する。ギャビン・シュミット=カナダ出身、サムスン火災=やネメク・マーティン=スロバキア出身、大韓航空=に代表される高身長の外国人選手がチーム攻撃の半分以上を担うなど依存度が過度に高まり、前衛の韓国人選手は脇役になってしまった。こうした外国人選手に攻撃を集中的に任せるプレー方式の副作用により、国際大会の勝負所で活躍できる選手がいなくなった。ある大学チームの監督は「外国人選手たちの華麗なプレーにより国内リーグでは人気が出たかもしれないが、国際的な舞台での実力は下がり続けている」と語った。
弘益大学のシン・ジンシク監督は「選手たちはかつてのように韓国代表に対する自負心があまりなく、故障を避けようと身を呈したプレーをしない。八百長事件など芳しくない出来事が起きた韓国バレーボール界のムードを切り替えるチャンスを逃してしまった」と話している。





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