シニア花井の韓国余話

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集団訴訟コミュニティーサイトに1日で1000人が加入

2012年05月01日 19時30分19秒 | Weblog
  韓国大手紙・朝鮮日報12年4月29日記事抜粋
「ネイト」と「サイワールド」の個人情報流出事件
一審で勝訴の弁護士がコミュニティーサイトを開設
「高額の弁護料が目当て」との批判も
 昨年7月、SKコミュニケーションズが運営するポータルサイト「ネイト」とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「サイワールド」がクラッキングの被害に遭い、3500万人の個人情報が流出した事件をめぐり、一部の被害者が起こした訴訟の判決(100万ウォン=約7万1000円の賠償命令)が出たことに伴い、インターネットユーザーや当該サイトの加入者たちの関心が高まっている。被害者が3500万人に及ぶこの事件は、慰謝料が単純計算で35兆ウォン(約2兆4800億円)に上るという点でも注目を集めている。
 大企業のSKコミュニケーションズを相手に法廷闘争を繰り広げた劉能鍾(ユ・ヌンジョン)弁護士(47)は4月27日「周囲では『ダビデとゴリアテの戦いでダビデが勝った(弱小な者が強大な者を打ち負かすたとえ)』という話が出ている」と語った。
 慶尚北道亀尾市逢谷洞にある劉弁護士の事務所には、判決について知った人たちからの問い合わせが殺到した。普段は1日5-6本にすぎなかった問い合わせの電話が、この日は100本以上もかかってきたという。劉弁護士が集団訴訟への参加者を募集するコミュニティーサイトは、4月26日に判決が言い渡された直後に開設されたにもかかわらず、アクセス数が27日午後6時現在で1000件に迫る勢いだ。劉弁護士は「一審判決は、SKコミュニケーションズ側が会員の情報の流出を防ぐ注意義務を怠った点について責任を問うものだ。事業者の過失を認めたという意味がある」と語った。
 だが、劉弁護士による訴訟に対し「結局、集団訴訟によって巨額の弁護料を稼ごうと目論んでいるのではないか」と批判する声も出ている。これに対し劉弁護士は「最初から集団訴訟を念頭に置いたわけではない」と主張した。
劉弁護士は「昨年7月、ネイトとサイワールドに対するクラッキング事件で、会員の個人情報が中国に流出したという報道に接し、関心を持った。クラッキング事件の被害に関する判例を一つでも作ろうと考え、私一人で訴訟を起こした」と説明した。





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