シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

「美少女戦士セーラームーン」 韓国で16年ぶり復活

2014年07月09日 01時00分41秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年7月4日記事抜粋
毎月第1・第3土曜日にインターネットで放送
 「愛と正義の名において、あなたを許さないわ(月に代わっておしおきよ)!」
 少年少女ファンの心をつかんだ人気アニメーション「セーラームーン」が帰ってくる。1998年の放送終了から16年ぶりだ。全26話の新作「美少女戦士セーラームーンCrystal」は、テレビではなくインターネットの動画サイト「ニコニコ動画」で、毎月第1・第3土曜日の午後7時に全世界同時配信される。現在、韓国のあるアニメーションチャンネルが日本の東映アニメーションとテレビ版権契約を進めているが、これが実現すれば、来年には韓国でテレビ放映される計画だ。
 韓国でも1997年に地上波のKBSとアニメ専門ケーブルチャンネル「トゥーニバース」で1年間放映され、ブームを巻き起こした「セーラームーン」。この作品は、91年に日本の少女漫画雑誌『なかよし』で連載が始まり、翌年からテレビアニメーションが作られ、計5シリーズが放映された。今回は「リブート(シリーズの連続性を捨てて、主な骨格だけで作品を新たに始めること)」だ。90年代のアニメーションの延長線から抜け出した、「原作漫画」の再構成というわけだ。タイトルが「Crystal」に決まった理由も、原作者の武内直子氏の絵柄をそのまま「透明に反映する」、原点回帰がコンセプトだからだ。
 制作を担当する東映アニメーションのプロデューサーは、電子メールで「『セーラームーン』の力は、20年間応援してくれたファンの声援。20年以上かけて形作られた『セーラームーンのDNA』を大事にしようと思った」と語った。セーラームーンの主人公の声優は、92年の第1シリーズ(三石琴乃)と同じ。変身シーンも、当時の雰囲気を生かした。
 リブートは、シリーズが進むにつれて複雑化した内容を整理し、従来のファンだけでなく、セーラームーンのストーリーを全く知らない子どもにもアプローチするための戦略だ。今回の作品では「壮大なロマンチック叙事詩」というセーラームーン固有の世界観だけが残された。東映のプロデューサーは「普段は平凡な女子中学生だが、戦士に変身したら悪に立ち向かって果敢に戦うというヒロインが、全世界の少女ファンを熱狂させた主な要因。使命と愛の間で揺れる少女の率直な心を重点的に表現したい」と語った。
チョン・サンヒョク記者




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。