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新世界グループが過去最大規模の新規採用 2兆5千億ウォン投資も確定

2013年08月08日 14時43分28秒 | Weblog
韓国大手新聞 東亜日報13年8月6日記事抜粋
新世界(シンセゲ)グループが時間制正規職制度の導入などを通じて、歴代最大規模の新規採用に乗り出す。
新世界グループは8月5日、下半期戦略会議で上半期(1~6月)に採用した1万7000人に続き、下半期(7~12月)にも7000人を追加採用することにした。今年、全体の投資規模も史上最大規模の2兆5000億ウォン(約2225億円)に確定した。
鄭溶鎭(チョン・ヨンジン)新世界グループ副会長も、「内外の景気が不透明な状況だが、国内景気を立て直すために積極的な投資及び雇用拡大に乗り出すことにした」とし、「流通・小売企業の特性から国内投資が殆どなので、新規労力の採用は大規模な国内雇用の創出につながるだろう」と話した。
新世界の今年の採用人員(2万4000人)は歴代最大規模だ。この中には、今年4、5月に正規職に転換された非正規職社員1万1000人が含まれている。しかし、彼らを除いた採用規模(1万3000人)も昨年の1.7倍に達する。昨年、新世界グループは約7500人を採用した。
下半期の7000人採用計画には、新世界グループが初めて導入する時間制正規職採用が含まれており注目される。新世界の関係者は、「採用規模や部門など、細部項目はまだ決められていないが、近いうちに具体的な実行案を発表する」と話した。
一方、新世界側は、非正規職の正規職への転換が業務効率性を高める効果が大きいと見て、これからも正規職への転換を持続的に拡大していく方針だ。新世界グループは今年4、5月、用役会社所属だったイーマートと新世界デパートの販売専門社員と陳列契約社員を正規職に採用している。
新世界が消費不況の中で、今年上半期1兆5000億ウォンを投資したことに続き、下半期にさらに1兆ウォンを投資することを決定したのも異例の試みという評価だ。2兆5000億ウォンは、新世界グループが当初決められた今年の全体投資金額より5000億ウォンの増額だ。今年の投資額は昨年より約10%増えた。
投資は主にデパートやマートの敷地購入などに集中するものと見られる。新世界は今年下半期、デパート部門では河南(ハナム)マルチショッピングモールや東大邱(トンテグ)複合乗り換えセンター敷地の買入れ、釜山(プサン)センタムシティ敷地の開発などに積極的に投資する計画だ。イーマートは新規敷地の確保、内外の店舗リニューアル、オンラインモールの強化などに投資を集中する予定だ。アウトレット部門では新世界サイマンの釜山プレミアムアウトレットのオープン(8月末)などが予定されている。
新世界グループは通常年明けに投資および雇用計画を発表してきた。しかし、今年は政権交替による観望が必要だった上、労組弾圧の議論などが内部の悪材料が重なって、異例に下半期に関連内容を確定し発表したものだという。






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