シニア花井の韓国余話

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駐日大使に知日派・韓日関係改善を念頭か

2014年07月25日 18時30分00秒 | Weblog
韓国大手新聞  朝鮮日報14年7月23日記事抜粋
 次の駐日韓国大使に、国会議員を4期務めた柳興洙(ユ・フンス)韓日親善協会理事長(76)が内定、日本政府のアグレマン(事前同意)を待っていることが7月 22日、分かった。駐日本韓国大使は前任の李丙ギ(イ・ビョンギ)現・国家情報院長が6月15日に帰国しており、1カ月以上も空席状態になっていた。
 1985年から2004年まで第12・14・15・16代国会議員(釜山選出)に選出された柳氏は、議員時代に統一外交通商委員長を務めた。日本語に堪能で、韓日議員連盟常任幹事、運営委員長、幹事長も歴任している。日本の政界関係者と広く交友関係があり、代表的な「知日派」として知られている。韓日友好関係を増進した功労を認められ、2011年1月に日本政府から「旭日中綬章」を受章した。柳氏は慶尚南道・陜川生まれだが、2歳の時に日本に渡り、小学校5年生のころまで日本で過ごしたとのことだ。
 慶南中・京畿高を卒業した柳氏は、馬山中・慶南高を卒業した大統領府の金淇春(キム・ギチュン)秘書室長(74)とも近い間柄だ。柳氏と金室長は1962年にソウル大学法学部を共に卒業した。柳氏は62年に第14回行政考試に合格して警察官僚となり、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が就任した80年9月には治安本部長を務めた。官選の忠清南道知事、大統領政務第2首席秘書官などを経て、85年に国会議員に初当選。2004年に政界引退を宣言した後はセヌリ党の常任顧問を務めた。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領が柳氏を駐日大使に内定したのは、安倍晋三首相の就任以来、悪化の一途をたどってきた韓日関係の改善を念頭に置いたためという声もある。
 しかし、安倍政権発足以降、日本の政界が50代前後へと世代交代が進んでいる状況で、柳氏の政界ネットワークを生かし韓日関係を解決していくのは容易ではないとの見方も出ている。
パク・スチャン記者




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