シニア花井の韓国余話

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北朝鮮、異例の水害公表

2015年08月30日 12時45分27秒 | Weblog
(投稿者注)
北の取り得、南の取られ損、で終わる。
いつものパターンだ。


韓国政府「北が要請すれば支援検討」
 韓国政府は8月28日、北朝鮮咸鏡北道羅先市で発生した水害について、北朝鮮から支援要請があれば検討するという見解を表明した。統一部(省)の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は同日の定例記者会見で「北朝鮮の中央軍事委員会拡大会議で北側(金正恩〈キム・ジョンウン〉朝鮮労働党第1書記)が10月10日までに水害の復旧をするよう指示し、決議したことに注目している。北朝鮮から要請があれば被害状況や人道的な面を考慮し、(支援を)検討すべき問題だ」と述べた。
 北朝鮮では先日、自由貿易地帯の羅先市で大雨が降り、死者40人・家屋損壊1000軒以上という被害を公表した。北朝鮮がこうした被害の詳細を外部に迅速に公表するのは異例で、国際社会や韓国からの人道支援を公に要請しているとの見方が出ている。北朝鮮に詳しい消息筋は「北朝鮮では朝鮮労働党創設70周年(10月10日)行事の準備で資金を使い果たしたため、自ら水害復旧を行う余力がない。外部からの支援が切実に求められている状況だ」と話す。
 また、韓国政府は同日午前、北朝鮮に南北離散家族再会のための実務協議を9月7日に板門店で開催することを提案した。統一部関係者は「赤十字実務協議が行われれば、南北間で自ずと水害支援に関する話し合いも行われるものとみられる」と語った。
 最大野党・新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は28日、北朝鮮が台風15号で大きな被害を受けたことについて「近年で最も深刻な被害だ。南北が苦労してようやく対話局面に至ったのだから、相手側に災害や不幸があったら進んで支援することで、互いに信頼を厚くした方がいいのではと思う」と述べた。ただし、救援物資を送るかどうかについては、南北間はもちろん、国内でも意見の違いが出る可能性があるとの見方もある。
 南北高官協議後、離散家族再会や北朝鮮の水害支援が行われれば、南北関係に一層弾みがつくものと思われる。鄭俊熙報道官は「高官協議で合意した通り、民間交流活性化のため政府は努力する。(南北が)合意した通りに行われれば、山林や人道的分野などの取り組みやすい部分から支援していく予定だ」と語った。
キム・ミョンソン記者
韓国大手新聞 朝鮮日報15年8月29日記事抜粋


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