韓国が西欧から導入した間接民主主義制度は、西欧が近代化の過程でつくりだした歴史的な進化物だ。英国の清教徒革命やフランス革命を追求した市民意識が、参政権運動を経て資本と労働を両軸にした大衆政党制度を考案した。伝統社会から近代社会に移っていく過程で、蓄積された省察的な市民意識がつくり出した輝かしい成果だ。だからこそ制度としての西欧民主主義は表皮に過ぎず、これを運営するためにはその中身にあたる省察的市民 . . . 本文を読む
与党セヌリ党の新しい院内代表にユ・スンミン議員が選出されたことで、重要政策課題に対する与党と大統領府との考え方の違いがこれまで以上に鮮明になりつつある。セヌリ党のツートップともいえる金武星代表とユ・スンミン院内代表は「党・政府・大統領府の3者の中では党が最も優位にある」と述べ、露骨に大統領府をけん制したただけでなく、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対しては、その重要公約である「増税なき福祉」の見直しを . . . 本文を読む
全経連、投資・経営環境に関するアンケート結果を発表
韓国の30大企業グループの8割は、韓国経済が構造的な長期不況に陥る可能性を懸念しており、また韓国経済の本格的な回復も早くて来年以降になると見通していることが分かった。
全国経済人連合会は2月4日、30大グループの今年の投資・経営環境に関する調査結果を発表(アンケート回答は29グループ)。それによると、最近の韓国の経済状況について「構造的な長期 . . . 本文を読む