おとらのブログ

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「国宝 春日大社のすべて」展

2018-05-20 23:07:46 | 見たもの
 奈良国立博物館で開催されている「国宝 春日大社のすべて」展でございます。

 展覧会の概要です。
 
平成30年、春日大社は神護景雲2年(768)の創建以来ちょうど1250年を迎えます。平成28年に第60次式年造替で本殿をはじめとする各社殿が美しく修理造営され、大きな注目を集める春日大社にとって節目の年となります。
 本展は、春日大社ゆかりの地に建つ奈良国立博物館で、春日大社および春日大社に対する信仰の全容を包括的に紹介する、決定版ともいえる展覧会です。
 国宝に指定された古神宝類や数多の奉納品、創建当初の縁起に関わる鹿島や香取の宝物、修理後初公開となる縁高約4メートルにおよぶ「鼉太鼓」、宮廷から村落まで広がった春日信仰の展開を示す美術品や歴史資料などを一堂に展示し、1250年にわたる歴史と信仰の美をたどります。

 奈良博も結構いろいろと楽しい展覧会が開催されているのですが、京都に比べるとちょっと遠い(電車の乗換えが多い)のと、展覧会の後のお楽しみがほぼゼロということで、なかなか行く機会がありませんでした。今月は珍しく劇場通いがなく土日がヒマということもあり、何年ぶりかで奈良博へ行って来ました。

 もともと権威やお墨付きみたいなものに弱いワタクシ、この展覧会も「国宝」ってところにビビッときました。奈良って京都に比べるともひとつ華やかさに欠けるようなところがありますが、「国宝」は多いところです。国宝指定を受けている仏像の8割が奈良にあると以前聞いたことがあります。興福寺にはその名もずばり「国宝館」というのがありますから。

 で、この展覧会ですが、第1室のタイトルは「平安の正倉院」。春日大社には国宝に指定されたお宝がたくさんあり、それの多さや水準の高さから「平安の正倉院」と呼ばれているそうです。何点展示されていたかは数えてはいませんが、ほとんど98%ぐらい、国宝でした。太刀、箏、鏡台、矢、弓・・・、いろいろなものがありました。蒔絵とか螺鈿とか彫りとか、細工がすごいんです。刀の類が多かったので、“刀剣女子”にはたまらないのではないかしらと思いました。(ワタシは“刀剣女子”ではないのですが)

 春日大社本殿第一殿の祭神・武甕槌命は常陸国鹿島から白鹿に乗って春日の地へ降り立ち、第二殿には下総国香取の経津主命が祀られているそうで、関東と深いつながりがあるそうです。全然そういうことを知らないで「春日大社の創建」という部屋に入ったら、いきなり茨城の鹿島という地名が出てきて、「え、なんで?」とちょっとビックリしました。初めて知りました。古代って畿内が一番進んでいて、それ以外は“田舎”って思っていたので、関東から神さんが来られたって不思議な感じでした(その反対で、奈良の神さんが茨城に降り立ったって言われたら納得すると思います)。

 その後も曼荼羅とか絵巻物とか続きます。だんだんと疲れてきたのですが、最後で能装束が展示してあり、その模様が雪持柳と揚羽蝶とそこだけちょっと反応してしまいました。

 こちらのページに主な展示品の写真と解説があります。

 お宝ざくざくの貴重な展覧会でしたが、思ったほど混んでなくて、余裕で見ることができました。ちょっともったいないような気がしました。奈良の地の利を生かした展覧会やねぇと思いながら、でも東博で「興福寺展」ってやったよな、すごい人出だったよなということを思い出し、もし東京で開催したらきっと何時間待ち!みたいな展覧会になるんでしょうね。関西の人、がんばろうよ!って最後は訳のわからない感想を持ってしまいました。です。

 
 鹿と奈良博

 
 奈良博の旧館。常設の仏像館です。一応見に行きましたが、こちらも国宝、重文の仏像がざくざくあります。春日大社展でかなり疲れたので、一点一秒って感じの鑑賞となりました。

 
 鹿さんもお疲れのようです。

 
 春日大社の一の鳥居

 《奈良のおみや》
 
 奈良博オリジナルの一筆箋です。以前「奈良時代の美人」といわれたことがあります。この絵の女性、他人のような気がしません。

 
 
 
 春日庵のさつま焼きと萬々堂通則のぶと饅頭です。ぶと饅頭は三越の菓遊庵でも売っています。

 
 
 春鹿で利き酒をしてきました。買いたかったけれど、重いのと要冷蔵って言われてパスです。
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