おとらのブログ

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黒蜥蜴 全美版

2018-06-25 23:52:28 | 観たもの
 劇団新派六月花形公演「黒蜥蜴」を見てまいりました。昨年、非常に評判がよかったので、早速の再演です。

 出演者はほぼ同じですが、刑事の役が永島敏行さんから今井清隆さん、早苗の父の役を田口守さん(←松竹座の「マリウス」にご出演でした)から鈴木章生さんに変わっています。

 主役のお二人、明智の緑郎さんと黒蜥蜴の雪之丞さんが圧巻でした。さらにパワーアップ、さらに格好良く、さらに妖艶に、ステキでした。ポスターの緑郎さんはオールバックになっていますが、舞台ではパーマのかかったウェーブヘア、チリチリパーマっておっしゃる方もあるようですが、私はゆるやかなウェーブで、若々しくなったようにお見受けしました。先日も書きましたが、緑郎さんのファンになりそうです。雪之丞さんのお衣装も持ち物(宝石)も全てキラキラ眩しすぎます。でも、それに負けないくらい、雪之丞さんも艶やかでございました。いわゆるバタくさいお顔っていうんでしょうか、黒蜥蜴というお役にも三越劇場という空間にもとてもマッチしていました。

 今井さんがミュージカルの俳優さんだそうで(ミュージカルを見ない人なので、失礼ながら存じ上げず)、それを生かすように劇中でも3曲歌われました。新派を見に行って、ミュージカルナンバーを聞けるなんて、ちょっと得した気分でした。

 新派のベテラン、伊藤みどりさんも抜群の存在感でした。昨年、拝見してから“気になる女優さん”で、新派以外のお芝居にもご出演なさることがあって(得がたいバイプレイヤーだからだと思います)、舞台でお見かけすると「あ、伊藤みどりさんだ」って嬉しくなります。

 松也クンの妹さんの春本由香さん、ずいぶんと腕をあげられました。デビュー当初は「話題作り」的な感じで、お嬢さんのお役で実生活もお嬢さんだから演じられている、ぐらいに見ておりましたが、場数を踏み、注目されるとこんなに成長するものなのねと感心しました。コメディエンヌ的な面もあって、良い女優さんになられるでしょう。

 帰り際、ロビーで脚色・演出の齋藤雅文さんをお見かけしたので、思わず「とても面白かったです」とお伝えしてしまいました。本当に良く出来たお芝居だと思います。新派は11月に「犬神家の一族」で大阪公演があります。緑郎さんが金田一幸助だそうで、楽しみです。

 
 
 三越劇場です。この空間をフルに生かしたお芝居でした。

 
 黒蜥蜴に狙われた宝飾品。三越で実際に売っている本物です(値札がついている)

 
 ロビーに貼ってある手配書

 《オマケ》
 
 
 銀座線の限定車両の電車に乗りました。おのぼりさんなので、写真を撮ってきました。お客さんの顔が入らないように撮ったので、これでは「何のこっちゃ?」だと思います。詳しくはこちらのページをご覧ください。
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