スウェーデンの今
スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員
 



私は、原発問題を自分にとっての大きな政治的課題として掲げて、触れ回って歩くつもりはありません。原発に既に大きく依存している場合、既存の原子炉を直ちに閉鎖することは不可能です。唯一可能であるとすれば、エネルギー供給と利用のあり方を社会全体で考え、目標を定め、その実現に向けた行動計画を策定して、時間をかけて取り組んでいくことです。

しかし、今年2月の日本の新聞報道があまりにお粗末であり、「スウェーデンでも原発回帰」「温暖化問題の解決のために原発の利用を拡大する方針に転換」との趣旨の事実に即さない報道が、日本で一人歩きしている現状には首を傾げます。

今回、知人の市議会議員の方のつてで、たまたま寄稿の依頼を受けましたので、スウェーデンの連立与党が今年の2月に合意に至った実際の内容について、スウェーデンでの報道と政府の発表した合意文書に基づきながら、客観的にまとめてみました。


「はんげんぱつ新聞」2009年04月号より


<以前の書き込み>
2009-02-05: 原発論議の再燃(1) ― 老朽化した原発を更新すべきか?
2009-02-06: 原発論議の再燃(2) ― 中央党の妥協
2009-02-09: 原発論議の再燃(3) ― 誇張されすぎ


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