山心 花心 湯心

山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

五家荘の京丈山に登る!(カタクリに会いたくて!)

2019年04月23日 | 山登り

-4月20日(土)-


本当に困っている!

今年も、もう一年だけ仕事をしなくてはいけないし、
登りたい山、見に行きたい花がた~くさん!

仕方なく、いろいろと選別をしながら車を走らせる。

今回は、久しぶりに五家荘の「京丈山」に登ることにした。
第一の目的は、「カタクリ」が咲いているのではということ。
それと、もう一つ、昨年からの宿題を残しているということ。


五家荘は福岡からは少し遠いので、、早朝に出発。

5時過ぎには家を出て、Aさん、Yさんと拾って、
6時前には太宰府から高速に乗って、一路南を目指す。


7時過ぎには、松橋で下りて「アグリパーク豊野」に着いて、
休憩タイム。まだ早かったので、開いてないかと思っていたが、
思いもかけず開いていて、茄子やポンカン、おにぎり弁当をゲット。

そして、砥用から445号線の狭い曲がりくねった道を上がっていく。

そうすると、途中で「エビネ」を見かけた。



もうしっかり満開。



8時過ぎには、二本杉に着いたけど、この日は、
五家荘の山開きということで、幟旗がひらめいていた。


8:33 ハチケン谷登山口を出発。



まるで花が咲いているかのような“新緑”がお出迎え。



1時間ほど林道を歩くのだけれど、
「イワボタン」をみっけ!


お!「ナツトウダイ」が咲いている!



う~ん!何とも言えぬ美しさ。



といったようにうろうろしていると、



圧倒的な「ヒトリシズカ」の群!



さらに林道を歩いて行くと、何やら見慣れぬお花が?

「シコクハタザオ」というらしい!


さらに、見知らぬお花が出てきた。



どうも「ナガエジャニンジン」というらしい!



あっちこっちと花を撮っていたので、1時間ほどのコースを、

1時間半ほどもかかって、ようやく山道へと入った。



丸太の木橋を渡ろうとした時、


その上に「サバノオ」を発見。が、まだお眠り中。


沢の中には、「ワチガイソウ」や



マッチ棒をたくさん付けた「シロバナネコノメソウ」が!



「コミヤカタバミ」は、半開きだね!
帰り道に期待することにしよう。


稜線に上がると、雁俣山との分岐。



ここからは、気持ちの良い稜線歩きが続く!



稜線では、「カタクリ」の葉っぱを多く見かけるが、
蕾が4っつほど見ただけ。


「バイケイソウ」もいっぱい!



石灰岩の山道には、「トリカブト」の葉っぱもいっぱい!
秋には、さぞかし、きれいに咲き乱れるんだろうね!


私は、六年前にも登っているけど、Yさんは初めて。



11:17 京丈山とうちゃこ!


この季節なので、多くの登山者があるものと思っていたが、少なかった。


そして、今日の豪華ランチ!



途中で、「カタクリ」の花を探したのだけれど、蕾を見つけただけで、

「え!もしかしたら見れないかも?」と、思い出した頃、
上から下りてこられて登山者の人から「上で一つだけ咲いてましたよ!」
「しかも、とってもきれいなイナバウワー!」と、教えていただいた。
なので、それかからの足取りはとても軽く、るんるん気分!


そして、その花がこちら!



もしかしたら、この京丈山でただの一株だけかも知れないね!



この「たった一輪のカタクリの花」、
そのことだけで、京丈山までやってきた甲斐があったというモンだ。


12:03 大満足で、ゆっくりと下山開始。



帰りの楽しみはというと、
「コミヤカタバミ」の花は咲いていました!


じっくりと、カメラを向けてみた。



さらに、「サバノオ」もぱっちり!



丸木橋のお花もね!



林道を下っていくと、去年の豪雨の被害だろうか?


復旧作業も進められてはいたが、もう少しはかかるんだろう。


最後に、「ニリンソウ」もパチリとして、



14:03 登山口まで戻ってきた。



そうそう、去年からの宿題が残っていました。



それはと言うと、



何と言っていいかわからない花、「ヤマトグサ」!



こんなの、かって見たこともない!

この花を探したが見つけられず、残念無念で撤退したのが昨年。
美しいかと言えばそれほどでもなく、ただ、奇抜さは際立っている。

そんなこの花にも出会えて、とっても満足ではあったが、
さらに、この後別のところに向けて車を走らせることに!

でも、長くなってきたので、それはまた別なお話ということに!




コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 背振山系で「ヒメナベワリ」... | トップ | 京丈山を下りた後に花散策。... »

コメントを投稿

山登り」カテゴリの最新記事