今回は信楽赤土4号を使って秋田こまち釉を試したマグカップと
お茶漬けドンブリ風の飯腕の2品です。
上のカップは信楽赤土4号に弁柄で草木絵柄を入れこまち釉を掛けたものです。
ご覧のとおり高台は切り糸の跡はもちろんロクロの土から切り離すときの
4本の指跡までそのまま大胆に残してみました。
写真ではチョット見にくいかも知れませんが、
弁柄で描いたススキに降りかかる雪のように淡いブルーが点在して、
先日の御影赤土のカップとはまた違った景色を見せてくれました。
今回の一番のお気に入りですが、もう一つの飯腕同様に重い!!
高台部分に一切削りを入れてないので当たり前と言えばそれまで・・でもお気に入り!!
このお茶漬け風ドンブリ、信楽赤土の上に自作の白化粧土を厚く掛け、こまち釉を。
汚い系の筆頭みたいな色調ですが、最近こういう超地味な色調がタマリマセン!!
なんか七輪陶芸に回帰してるんでしょうか(笑い)
最近、初期の頃に作ったてびねりの何でもない地味な
作品がよく見えたりするんです。
junさんの梅花鉢と同じでしばらく見ていたら、いいなー
って感じ、なんかよく分かります。
今度、怖いけど玉だれにも挑戦してみますね。
さらに長崎で作品になった器で、秋田や鳥取で、もし一杯やって頂ければ
本当に素晴らしい事ですね!!
そういえば、釉掛けの厚さでのテストはしたことなかったですね。
次回の本焼きで是非試して見たいと思います。
これ~最高ですよ!
あんなに
土によって
表情がかわるんですねぇ (^^♪
厚掛けの玉だれもみてみたいです。
秋田で作られた天然灰を使って、長崎で作品となる。
人の繋がりってステキですね。
オォッ!って窯出しの時のansyuさんの顔が想像できます。