「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

エラーよりも不可解な窯

2009年08月29日 | 焼成

↑は今回の流れた釉薬の様子。

↓は前回の温もりの白。





昨日の本焼き窯出しの続きを少し書いてみたい。

前回のつかの間喜びを味わった温もりの白を見せてくれた本焼きはエラー表示で窯出しを迎えた。
作品の結果から最高温度からねらし1時間の付近でエラーになったと推測した。
今回は最高温度は同じく1250℃、ねらしを1時間から30分に短縮した。
夜8時半にスタートし、予定では翌朝7時半に最高温度1250℃に達し、8時までねらし。
就寝前の確認では順調な温度上昇(約700℃)であった。

ところが朝になって不可解な事実が判明。
カミさんが朝7時31分に確認したとき1226℃。これまでになかった事。
これまでは1時間ねらしだったので朝7時から8時の間に確認してほぼ最高温度の1250℃付近。

正確な情報でないエラーの本焼きと比較するのもどうかと思うが、今回は推測で最高温度も低く、
しかもねらしも短縮した。

それなのに同じ釉薬がこれほど流れてしまった。

いつもの事だが、経験と知識不足の私には理解しがたい不可解な焼成としか言いようがない。

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2 コメント

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Unknown (karwen16)
2009-09-03 00:42:00
気まぐれな灰釉はいつものことながら、信じられないほどソッポを向くことがあります。この前は素直ないい女だったのに・・・・いつも灰釉に翻弄されている私はそんな気持ちになります。同情いたします。向こう様のごきげんを伺いつつやりましょうよ。

もしかしたら、釉薬の濃度が極端に濃すぎたとき、同じ釉薬でも起こりうるとおもいますが、定かではありません。
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karwen16さんへ (ansyu)
2009-09-03 13:00:27
karwenさんからかなりきまぐれだとはお伺いしておりましたが、
まさか3回目のデートでソッポを向かれるとは・・・
2回目は機嫌がよかったんですが(爆)
リベンジなどととても対決姿勢では口説き落とせそうにありませんね!
御機嫌を伺いながら気長にやりたいと思います。

濃度の件は一回目の失敗もあり、作り足した時にかなり上水を取り過ぎた気もします。
アドバイス感謝です!!
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