認知症対策商法

上の写真は、日曜日に買い物に行った家人が百均で私に買ってきたドリル。

あなたは表紙の下の漢字は読めますか？


数年前から、好きな映画俳優や役者さんの名前などが出なくなっていた。

それがここ数年、はやい速度で症状が進んでいて、物事や物の名前など人名以外にも

多くの忘れ事が出てくるようになった。そのため人との対話が途切れる事は当たり前。


難病のため、ほとんど病院以外は外出もなく世間との交流も乏しく、

他の人に比べて当然の事で、仕方がない事でもある。


先週の土曜日からNHKスペシャルがシリーズで『認知症革命』というタイトルで

今、世界で認知症が解明されている最先端の状況と対策を放送している。

何回シリーズか知らないが、今2回まで放送された。


ちょっと覗いた限りでは、今までのドリルや芸術的刺激など、右脳・左脳の刺激ではなく、

ダイエット対策のようなウォーキングの話で、スピードを少し上げるとか、歩幅を５㎝

広げるとか・・・・。もはや、私にはできぬ事ばかりである。

しかし、認知機能が正常と認知症の間にMCIという中間層があって、私はそこに今いるようだ。

対策の取り様では、一気に認知症へと落ちていくグラフが、若干右肩上がり・あるいは正常に持ち直す

事もあるらしい。しかし何度も言うが、もはや私にはできぬ事ばかり。








同じ日の新聞に掲載された算数のドリルの広告。左端の問題を巡って我が家はカンカンガクガク！！大騒動。

それにしても、上の漢字、一字一字は確かに小学校で習ったが、組み合わせた言葉は大学でも教えていないのでは・・・・

それに算数の魚の問題も、高校生でも解けないのでは？

最終的には全部解けてスッキリ！したのであるが、それがはたして認知症に対して何の効果があるのやら。(笑）


しかし、解明の最先端の対策ができないのはショックであるが、

地道に小学校で習った漢字や算数にでも挑戦するしかないのかな？？


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