かかりつけの開業医からの紹介状によって、2010年3月に今の新しい特定疾患が判明し、
しばらくはこの開業医で毎年胃カメラのガン検診を受けていました。
しかしこの新しい特定疾患によって、次第にQOL(生活の質)が落ちていき、通院時に
車椅子・酸素ボンベが必要になって、通院自体も、それまでなんともなかった胃カメラ
その他各種検査がうっとおしく感じるようになってきました。
さらには特定健診にしてもガン検診にしても、たとえガンが見つかったとしても、
ワーファリンや例の新薬を飲んでいる自分にとって、たとえ手術ができたとしても、
今の特定疾患の事を考えると、身体を痛め命を縮めかねないこと。
バランスからみてもこちらが大ごと。つまりこちらでお先に参ります可能性が高い事を
よく医師や看護師とも話します。
それでも今回はなぜ。昔に比べると随分胃に優しい冷凍減塩弁当まで食べて食事を夜9時までに
済ませている割にはここ数ケ月毎晩胃がシクシクと痛むので思い切って受けました。
昔は親指位あったファイバーも今では綿棒の先くらいに進化しています。
過去に巨額損失隠し事件などという不名誉な事件もありましたが、今や誰も覚えておりませんし
ファイバー(内視鏡)はもちろんデジタルカメラもツウほど好むオリンパス。
少々の事ではびくともしません。ファイバーは国内に敵なし状態でしょう。
ところで私の持論ですが、胃カメラは麻酔注射を使いません。胃の動きを弱めるゼリーと
せいぜいキシロカインゼリーをスプーン一杯程度です。友人は痛くもないし寝てれば終わると
麻酔を勧めますが、私は痛いのがわからないことの方がより怖いのです。
痛みによって医者の腕がわかります。寝てる間に終わったら、何か大ごとがあっても
ワカリマセンし上手いのか、下手なのかワカリマセン。ほとんどの患者さんが痛いのをあるいは
オウェオウェするのを嫌がるので医者も麻酔を使って患者を集めます。あるいは患者の恐怖感を
和らげます。しかし腕のいい医者は麻酔をしなくとも患者はあふれています。
後は映像から異常を見つける力です。
私にとっては若い看護師(婦)さんが背中を優しくさすってくれることの方が
よっぽど麻酔効果が高いのです。(爆)これこそが本当に他人の痛みを理解した
癒しではないでしょうか?とやんちゃジジイが言っております。そこで誰かが
癒しというよりいやらしい!!と言う声が。それに怒ったやんちゃジジイが
君は「桂枝雀の緊張と緩和」が理解できんのかね!!「緩和医療の本質がわかっとらん!!」
とか何とかでてんやわんやで収拾がつきません。
遠くで「ハイ、次の患者さん!!」と言う声が・・・・・・・・・
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それにお応えできないのが、
申し訳なくて・・・・