「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

あるシャンソン歌手の訃報

2013年05月31日 | 映画・音楽


一週間ほど前に新聞の著名人の訃報欄に「ジョルジュ・ムスタキさん」(フランスの歌手・作詞家)

の死亡が掲載された。今で言うシンガーソングライターである。

私と同年配の人なら知らない人はいないほど、テレビドラマの主題曲「私の孤独」や「異国の人」はヒットし、

私もアルバムを購入したが、当時友人の家へ遊びに行くと必ずというほど、この歌手のアルバムが出てきたものだ。

特に女性のファンが多かったような気がする。


フランスのシャンソン歌手と一口に言っても、彼のようにギリシャからエジプトに亡命中に生まれた人や、

エジプトで生まれフランスに渡った歌手や、ギリシャの軍事政権から逃れ亡命してフランスに来た人など様々な人がいる。

有名なフランスの文化大臣メリナ・メルクーリやナナ・ムスクーリなど多数である。

私は本来のフランス生まれのシャンソン歌手とどこか違ったエジプトやギリシャの血が底辺を流れる

メロディーや詩が何とも好きであった。代表的なのが「その男ゾルバ」。


その後、シャンソン歌手の大御所 エディット・ピアフやイブ・モンタン、ダリダなど多くの歌手に曲を依頼された。

なかでも恋多きエディット・ピアフとの恋愛生活はピアフに多くの曲を提供した。

この点はレオ・フェレやシャルル・デュモンと似ている。


なかでも私が驚いたのは大ヒット曲「異国の人」は本来ピア・コロンボのために書かれた曲だったという点だ。

ほとんどの人が知らないマイナーなピア・コロンボを私は大好きだから!!









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コメント (2)
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