昨日、朝日新聞の著名人訃報欄に一人の老シャンソン歌手の死亡が伝えられた。
コラ・ボーケールさん (フランスのシャンソン歌手)17日パリで死去、93歳
「枯葉」「モンマルトルの丘」などの歌で知られる。日本にもファンが多く
1980年以降、何度か来日した。そうだ。
知っている人は知っているが、ほとんどの人が知らない歌手だ。
私も、誰でも知っているような歌手なら敢えて目を止めなかったし取り上げもしなかったと思う。
なぜか自分しか知らないという意識がどこかではたらいた。
この縦横2㎝の小さな記事に私が反応しなければ、誰が反応するのかと言う
義務感とも似た衝動を感じた。そして93歳と言う年齢を見てなぜかホットした。
私が彼女のささやくような歌声に魅かれたのが40年前だとしても、すでにその時53歳だ。
当時はFM放送から流れる歌声だけに魅かれチューナーからカセットテープに録音した。
ジャンルでシャンソンのカセットテープのあちこちに彼女の名前が点在する。
年齢も顔も氏も素性も(笑)わからないままに、ただ歌声だけに魅かれて・・・・
そして最近You-Tubeとやらでいろんな人の顔を拝見できる時代になった。
なんとなく神秘的でなくなった(爆)
とりあえずご冥福を祈る。
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