「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

アレルギーショック!

2010年11月14日 | 笑い話


一昨日の金曜日、病院をハシゴこそしなかったものの、この日は
先日の心臓エコーに続き、半年経過の投薬の効果を見るための
胸部造影CT検査でした。
この検査は稀に造影剤のアレルギーでショック死が出ることもあるので
手術と同様に家族・本人の同意書まで必要です。

例の初恋の時のような体全体が熱くなる検査ですが、今回はそんな
冗談も言ってられませんでした(笑)

普通は初めての時の方が不安だと思うんですけど、その時は何せ初めてで
こんなものなんだろうとすべてを受け流しました。

検査は何とか済んだのですが、外来へ行って検査が終わったと報告していた時に
事件は現場で起きたのです。
急に大腿部がどうしようもないほどの痒みに襲われたのです。

看護士がわざわざ外来担当日じゃなかった担当ドクターに電話してくれたんですが、
血管造影中でしばらく待って、先生がみえ、私の手や顔の赤さに驚き、
大腿部の痒みの様子を見ようかというドクターの要望に応えて、
大勢の外来患者さんの前で私がズボンを脱ぎだしたので、ドクターがあわてて
看護士に診察室は空いてないかと右往左往。

私にも恥じらいというものは普段の生活ではまだ残っているのですが、
この病院という世界は不思議なものですべての恥じらいを取り去ってくれる場所なのです。(爆)
また脳細胞の死滅がそうさせていると言えないこともありません。

まあ通院だけがかろうじて引き籠りからの解放の外出なんでいわゆる勝負パンツは履いていきますが、
男のドクターじゃどうしようもありません(笑)

とりあえず体中に発症したいわゆるアレルギー反応を抑えるための処置を
して、落ち着くかもっとひどくなるか様子を見ていましたが、
処置がしてあるのに、私なりに造影剤を早く体外に排出しようと
家内に買ってきてもらって、お茶をガブガブ飲みすぎて今度はトイレに・・・・

せっかく病院ハシゴじゃなかったのに、トイレのハシゴでドタバタ騒動!!


「遅延症状というものが出る時がありますので、今晩は経過を観察して何か
変化があったらすぐに病院に電話してください!」
との優しいドクターの言葉を後に、我が妻とチビ子は夕方から友人であるこの病院の職員さん
の車に乗って年に一度の一泊の旅にお隣の県の「嬉野温泉」に楽しい一時を過ごしに
行きましたとさ。

そして私は一人取り残されお茶をガブガブ飲みながら不安な夜を過ごすのでありました。



人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする