「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

我が青春のカンツォーネ健在なり

2010年05月18日 | 映画・音楽


今日は私が最近凝っているテレビ番組を紹介します。

これまでもカメラの視点が面白いNHKの『世界ふれあい街歩き』や
居酒屋ファンを獲り込んだBS-TBSの『吉田類の酒場放浪記』など
その番組独特の空気を醸し出す番組を話題にしてきました。

今日の番組はBS日テレの『小さな村の物語イタリア』

番組概要はオフィシャルサイトから以下の通り

「海を臨む小さな漁村、山肌にはりつくように佇む村、雪に覆われた山間の寒村…
気候や風土に逆らわず、共存しながら暮らす。
先人たちが築き守ってきた伝統や文化を誇りに思いながら生きる。
人間本来の暮らしが息づく「小さな村」が今、注目されています。 
古き良き歴史と豊穣の大地を持つイタリアで、心豊かに生きる人たち。
〝美しく暮らす 美しく生きる〟とはどういうことなのか。
私たちが忘れてしまった素敵な物語が、小さな村で静かに息づいていました。
番組ではありのままの時間の流れを追い、村人たちの普段着の日常を描いていきます。」

日本の紀行番組でも廃村寸前の小さな村で僅かな所帯が助け合いながら生活する
限界集落の高齢者にスポットを当てその高齢者の人生をあぶりだす
BSジャパンの『にっぽん原風景紀行』という番組のイタリア版と言った感じです。

残念な事には、地上波の番組ではNHK以外ではこの手の番組は見れないと言う事です。
お笑い芸人をひな壇に並べて・・・スポンサーあっての視聴率競争なんで仕方ないのかな?

それにしてもBS民放はなぜ・・・昼間と夜中は健康食品とショッピング番組ばかり流してますけど・・

話が少しそれたようですが、この『小さな村の物語イタリア』番組途中で
挿入歌としてカンツォーネが流れてくるんですが、
これまでも何度か血がふるえるような曲に出会えたんです。

実は40年程前、サンレモ音楽祭やカンツォニッシマ、夏のディスク大賞などイタリアの
音楽祭をラジオで追っかけてカセットテープ数百巻と言う時代があったんです。
その後もカンツォーネを追い続けたんですが、時代の波か、イタリアの土の香りのする
メロディーに出会う事は無く、それ以来昔のカンツォーネばかり聴いていました。

まず番組オープニングとエンドで流れるオルネラ・バノーニの「L'APPUNTAMENT」
脳細胞は40年前にタイムスリップします。


そして、昨晩は第69話を観ていて、まさにイタリアの土の香りに出会えました。

「Confesso che ho vissuto」 Branduardi


オープニング曲・挿入曲  いかがでしたか?
かなり地味な番組ですが、是非一度だまされたと思って観てください。
本放送が月曜日夜8or9時で現在第69話です。
アンコール放送は土曜日夜8or9時で現在第42話です。

何度やってもYou Tube の動画の取り込み方がわからず、
直接リンクで済ませました。悪しからず(爆)
どなたか教えて下さいな!!
高齢者はこれ以上頭がついて行けません!!




人気ブログランキングへ     一日一回、応援のクリックをお願いします  
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする