前回の黒陶土に続き、今回は白土代表で手元にこれしかなかった並信楽でテストしてみました。
前回と同じく細かな貫入の入った淡いベージュ?のマット調。
ここ数ヶ月、ムラのある黒いマット調に憧れたと表現しましたが、正確に言うと
淡いグレーから淡い黒へのグラデーション。
例えばこのカップ。どなたの手によるものかワカリマセンが友人の所有していたものを
半年ほど貸して頂いていたものです。見込みから口縁部にかけての淡いグレーのマット調。
とりあえずこの淡いグレーを目指し、胴・腰部の焼き締め風までの遠い道のり。
まだまだほど遠い釉調の今回の淡いベージュですが、淡いグレーに行き着くまでに何年要するのか??
とりあえず可能性を感じて、希望を抱くことが出来ました。
そういう意味でもまさに「ひょうたんからこま」だったのです。