「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

初めての自作土灰釉試作第一号と自作白化粧土のその後

2007年07月30日 | 釉薬


原材料が揃ったところで、先日初めての自作白化粧土を作ったところだが、とにかく釉薬を作りたくて、
何を作るか迷った挙句に、秋田で土灰釉を使った焼き物を焼いておられる、5月26日の記事にコメントを下さった
karwen16さんのお薦めの土灰釉を調合してみる事にした。

その材料は、土灰、天草陶石、糠灰(秋田こまちの籾灰)。長石ではなく陶石を使ったものを陶石仕立てと言うらしい。
ここで困った事に当然ながら、秋田こまちの籾灰など持ちえるはずがない。
お尋ねしたところ、釉調は変わるがワラ灰で代用できるとのことであった。

そこで原料を計量し、ビニール袋にぶち込んで混ぜる、混ぜる・・・
それからジューサーに水を入れ混合した原料をジューサーで混ぜる。
ふるいで濾す。ところがふるいをすんなりと流れてくれない。
押し出すように無理矢理スリコギでゴリゴリ落す、ほとんどふるいの意味がない。
それでもふるいに残った白い砂粒状の物、私には正体が分からないが、
土灰に含まれた不純物と思い今回は除去した。





そうやって完成したのがこの土灰釉、完全自作、感激です。早く試してみたい!!
しかし底には混ぜるとザラザラした感触が! 嫌な予感がする。
悪寒もするのでこのくらいで止めとこう!!





ここから話は変わって先日の白化粧土試作第一号、水と攪拌しようと混ぜる度に底にかなりのザラザラ感。

作った翌日、たまたま昔の陶芸教室の先生が遊びに見えて、その際見てもらったところ
朝鮮カオリンに含まれる石英で、水には溶けないので残るとの事。

いずれにしてもふるいを通さねばとふるいに掛ける。ポタリと一滴も落ちてくれない。
我が家には100円ショップで買ったかなり粗めのふるいしかないのに、それでも落ちない。
先ほどの土灰釉と同じようにスリコギで無理矢理押し込んで落としてゆく。
残った砂粒上のものを下のフライパンに移す。この作業を二度繰り返す。





さてこのフライパンに残った荒い砂粒状のもの、どうしようか?
とりあえず乾燥させることに、その後は??

人間スタンパーミル(プロレスの技ではアリマセン、アレは人間風車、ビル・ロビンソンの得意技、
人間が風車になれればスタンパーミルも作れるのだろうが!!)、とりあえず金槌で叩く、叩く・・・予定!
その後、おもちゃみたいな小さな乳鉢で擦るかな??

上記釉薬や白化粧土の調合方法等について先輩諸氏のお気づきの点がありましたら
ご教示よろしくお願いいたします。  


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする