「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

肥前えむかえ繭玉まつり・・「江迎本陣跡」編

2007年03月07日 | 紀行

今回訪問の予定は前回記事の「風の高原」での展示を見る予定であったが、帰り道にファンファンさんが
繭玉を見てみたいと言い出したので、それじゃーと言う事で、ここにもよってみることになりました。

国道を隔てた駐車場に車を止め、入り口を探していると、ジャンパーを着た一人の紳士が入り口を
指差して付いて行く事になった。
「それじゃ、私がこれから案内させていただきます」「えー、えー、えー」でももう逃げられない。

もう何十年と平戸方面に行く時はただ横目に見て通り過ぎていた場所にこんなところがあったとは、
こんな事でもなければ一生見学する事はなかったろう。

次回の地元蔵元の関係者と思っていたこの紳士、後で分かった事だが、早稲田大学で日本史を専攻し、
今はイベントのとき観光ガイドボランティアをされている人だと、ガイドを引き継がれた
地元蔵元の社長さんからお聞きした。
ということでこの観光ガイドのボランティアの気さくな紳士について歩いた。
この日は前日の天気が急変し、寒くて寒くて・・・



私が説明を手を抜くために案内板を載せましたが、字が読めるかどうか??



ここは県指定の重要文化財、平戸藩主松浦公が参勤交代や長崎に行かれる際の最初の宿泊所。
帰りも最後の宿泊所。かろうじて繭玉がぶら下がっている。



江戸の時代の参勤交代の様子、日本で初めてその時代に描かれたものが出てきたそうだ。
この絵はその写しらしいが、教科書にも載っているらしい。







最初の写真と、ここの写真は松浦公ゆかりの雛道具とゆかりの品々が展示してあります。
特に貫入の入った平戸三河内焼きの茶碗は、年季の入った使い込んだいい景色を見せてくれました



この部屋にお殿様が寝られるそうですが、詳しい説明を聞きながら、寒くてトイレに行きたくて、
でもこんな屋敷、観光客用のトイレがあるとも思えない。この部屋のあとが殿様の
お風呂と厠(トイレ)、大と小が別。
もう我慢も限界。「ここでしていいですか??」今度は相手が「エーーーーー!!」

クリックしてね    

人気日記BLOG クリックしてねランキングが開いたら「男の隠れ家」以外をクリックしてね
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする