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愛新覚羅 溥儀の書

2021-03-09 05:54:03 | 文学
中国・清朝のラストエンペラ-、宣統帝、愛新覚羅 溥儀の書(下 写真)を紹介します。書は七言絶句で起句、承句、結句で韻を踏んでいます。調べましたら、唐の詩人、銭起の「帰雁」という詩で、「唐詩選」にも採録されています。宣統帝が南方を流浪中、自分の境涯との共感を覚えて、この書を残したと推測されます。
書は、唐の三大書家、虞世南の筆と等しい端正な楷書であり、修練の跡が著しく、1931年2月上旬、皇帝の書とあります。又、朱印には「日に惟(おも)う孜孜(しし)」ともあります。先日のテレビ番組「開運何でも鑑定団」において、1000万円の価値ありと判定されました。

 
  粛湘何事等間回
  水碧沙明両岸苔
  二十五絃弾夜月
  不勝清卻飛来

「読み方」
  粛湘何事ゾ等間ニ回ル
  水碧(みどり)ニ沙(いさご)明ラカナリ 両岸ノ苔
  二十五絃 夜月二弾ズ
  清怨ニ勝(た)ヘズ 卻(かえ)ツテ飛シテ来タル

 「訳」
雁よ、天下の名勝・粛湘をなおざりにして、何故北に回るのか。
水は碧で砂は明るく、両岸の苔も見事である。月夜に二十五絃琴を弾く。
清怨の曲に我慢できず、北から雁が飛んで来る、




 
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