yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

北辰一刀流

2008-03-26 11:06:57 | 歴史

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北辰一刀流は中西派一刀流の流れを汲みますが、千葉周作がそれを受け継いで幕末に隆盛しました。神田お玉が池に玄武館を開き、練兵館(神道無念流)、志学館(鏡新明智流)と共に幕末江戸三大道場の一つと言われました。坂本龍馬、清河八郎、伊東甲子太郎、新選組の藤堂平助、山南(やまなみ)敬助、海保帆平なども北辰一刀流を学びました。<o:p></o:p>

千葉周作は千葉氏の守り神、北辰を信仰していたので、自分の剣法を北辰一刀流と称しました。剣の極意は「瞬速」(ともかく速く動くこと)、と語っています。周作は自分に向かって来る弓の矢を叩き落とすことができたと言われています。また竹刀、防具を使ったので、多くの門弟に怪我をすることなく剣術を教えることができ、剣術の普及に大いに役立ち、近代剣道の基を築きました。<o:p></o:p>

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竹刀、防具を使った道場剣道は、真剣勝負とは動作、気構えにおいて本質的に異なります。<o:p></o:p>

例えば、竹刀の場合は相手に当たることができればば1本取ったことになりますが、真剣では刀の刃が力強く垂直に相手に切り込んで行かなくては効果がありません。真剣を扱うのが難しい所以です。<o:p></o:p>

幕末の頃、真剣で勝負をした剣豪で抽ん出て強かったのは、やはり、使命感に燃えていた新選組の近藤勇、土方歳三、沖田総司等でしょうか。<o:p></o:p>

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