yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

山小舎の灯  米山正夫

2020-12-27 06:38:55 | 文学
有名な歌曲です。米山正夫作曲、唄:近江俊郎です。
1.
黄昏(たそがれ)の灯(ともしび)は
ほのかに点(とも)りて
懐かしき山小舎は ふもとの小径よ
思い出の窓に寄り 君をしのべば
風は過ぎし日の 歌をばささやくよ
 
 2. 暮れ行くは白馬か 穂高は茜(あかね)よ
   樺(かば)の木のほの白き 影も薄れ行く
   寂しさに君呼べど わが声むなしく
   はるか谷間より こだまはかえり来る

3.山小舎の灯は 今宵も点りて
  独り聞くせせらぎも 静かに更けゆく
  憧れは若き日の 夢をのせて
夕べ星のごと み空に群れとぶよ

昭和22年(1947)にNHKのラジオ歌謡として発表された米山正夫の代表作で、国民的歌謡曲として人気があります。白馬岳(2933m)や3190mの穂高岳が詠みこまれています。穂高連峰は、前穂高岳、西穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳などから構成されています。白馬岳から穂高岳までを見渡すことができる山小舎を、すぐには思いつきませんが、栂池小屋(長野県小谷村,、写真 下)だという説があります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする