yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

高校の国語教育

2019-09-01 05:49:40 | 文化
近頃、高校の国語教育の内容が大きく改訂されていることを知りました。
2009年と2018年の指導要領を見ますと、古典が必修科目には無く、選択科目になっています。

現在の指導要領は、2009年告示、2013年度実施の要領です。
必修 国語総合(4単位)、
選択 現代文A(2)
現代文B(4)
古典A(2)
     古典B(2)
     国語表現(3)

上記に対して、2018年告示、2022年度実施の指導要領が下記です。
  必修 現代の国語(2単位)
     言語文化(2)
  選択 論理国語(4)
     国語表現(4)
     文学国語(4)
     古典探求(4)


このように古典が必修科目から外れていることをみると、日本文学の将来に対して危惧を覚えます。高校で必修として古典、すなわち、古文、漢文、短歌、俳句などを学ばないことは、日本文学の未来は寂しいことになるのではないでしょうか。日本文学と日本語は日本の文化の骨格でもあるのです。  







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