yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

桃の種と邪馬台国 畿内説

2018-05-29 06:06:11 | 歴史
卑弥呼の邸宅があったとされる奈良・纏向遺跡から多数の桃の種が発見されました。過日、この種に対して科学的な年代測定(放射性炭素法)が、名古屋大学などの複数の団体で行われ、紀元135年から230年とわかりました。この年代は、種々の研究により卑弥呼の時代とされています。こうなると、卑弥呼畿内説は一層、有力になったのではないでしょうか。纏向遺跡の近くにある箸墓古墳は、卑弥呼の墓ともいわれていますので、ここの発掘が許可され、金属製の中国からの渡来品などが発見されれば、卑弥呼と中国の交流が証明され、邪馬台国畿内説は確定する可能性があるそうです。なお、中国から渡ってきた桃は魔よけの呪力があると考えられており、纏向遺跡に大量にあったということは、祭祀用に使ったとも考えられます。
コメント (1)
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