yoshのブログ

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産学連携

2017-01-22 06:36:24 | 文化
産学連携は、産業界と学会が連携協力して社会の発展に寄与することを意味します。元・電気学会会長の大久保仁教授は雑誌に次のように寄稿されています。

これからの21世紀型グローバルな産業社会において、新しく主流となる科学技術・工学を
を創成するには、大学と産業界が相互に有機的に連携する相互補完体制が求められる。大学のシ-ズをキャッチアップした産業界がビジョンを示し、大学がそれに応え、そこに人材が集まる、という循環を作りたい。今後、産・学ともに海外人材や資源を取り入れ持続的に発展していくと思われるが、わが国の大学が産業発展の基盤となることは必須である。グローバルな中でわが国の独自性を有する産学連携を構築し、産・学が築く研究開発ビジョンと人材育成の流れとが一体となり将来社会への牽引力となることが期待される。

 但し、不肖が思うに、日本においては薬学や工学の分野では産学連携は、ある程度進んでいますが、それ以外の法学や文学の分野では産学連携がなじまず、順調に行かない恐れもあるのではないでしょうか。

大久保仁 「産学連携が将来世界を牽引する」電気学会誌 2017 Vol.137 No.1
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