yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

段構え

2016-10-27 07:03:44 | 文化
去る10月4日、日本相撲協会は2020年の東京五輪の機運を盛り上げようと、国技館で国際交流イベントを開きました。そこで、日馬富士と鶴竜の両横綱による三段構えの神技の儀式が披露されました。なお、古来三段構えの儀式は最強の力士によってなされる事になっています。 
三段構えの上段は「本然」の型で「開く世は目出度し」、中段は「攻撃」の型で「国土成就」、下段は「防禦」の型で「仰せもっとも有り難し」の意味ともいいます。

1575年の長篠の戦では織田信長の鉄砲部隊が段構えの布陣をして、武田勝頼の騎馬軍団を破ったことがあります。
日露戦争の日本海海戦で日本の連合艦隊は戦艦を七段の段構に配置し、ロシアのバルチック艦隊を撃滅させた例もあります。
 剣道にも段構(大上段、上段、中段、下段)がありますし、段構は日本人が得意とすることのようです。
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