強さを数値化したものがレーティングで、この数値からランキングが決定できます。
ネット上で見つけた囲碁棋士のレーティングを紹介します。
(1) 日本国内の囲碁棋士のレーティング
日本棋院、関西棋院に属する棋士の日本国内棋戦の結果だけを利用しています。
(2016年1月末までの対局を反映)。
1位 井山裕太 九段 10.008
2位 河野 臨 九段 9.153
3位 山下敬吾 九段 9.084
4位 高尾紳路 九段 8.936
5位 結城 聡 九段 8.797
6位 張しょう 九段 8.764
7位 余 正麒 七段 8.763
8位 一力 遼 七段 8.688
9位 村川大介 八段 8.609
10位 許 家元 三段 8.594
(2) 世界の囲碁棋士レーティング
世界のすべての棋士を対象。
(2016年1月末までの対局を反映)。
1位 ― 中国棋院 10.746
2位 ― 韓国棋院 10.426
3位 ― 中国棋院 10.311
4位 ― 中国棋院 10.239
5位 李世ドル 韓国棋院 10.208(人間側・プロ代表としてAlpha Go と対戦)
6位 ― 中国棋院 10.204
7位 ― 中国棋院 10.122
8位 ― 中国棋院 10.061
9位 ― 韓国棋院 10.030
10位 ― 中国棋院 10.018
17位 井山裕太 日本棋院 9.874 (日本国内のレーティングの数値と異なる)
日本棋院所属の棋士はベスト10にはなく、17位に井山裕太九段がようやく登場。中国、韓国のレベルの高さに驚きます。日本の子供はスマホ・ゲームばかりに熱中せず、囲碁・将棋をやって中国、韓国に勝って欲しいと思います。
レーティングの計算は、チェスのレーティング計算で有名なIlo rating system を発展させたGliko rating systemを使用しています。