ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

久しぶりの平日ゴルフ

2007年03月31日 | 日記
昨年の有給休暇があと1日残っていたので消化するべく昨日1日休暇を取って同じく休暇を取っているゴルフ友達と私のホームコースでゴルフをすることになった。

彼女がメンバーになっているゴルフ場はドイツでも一番長いゴルフ場でパー75なのだ。去年何度か連れていってもらったがとにかく長い。ただフラットな地形なので歩くのもゴルフバッグを載せたカートを引くのも楽チン。

うちのコースは距離は短いけど、何しろ急だからね。足腰を鍛えられるし、確実に痩せることが出来る。

昨日はレンタルしているデカヘッドのドライバーを練習するためのラウンドでもあったのだけど、ちゃんと当たると結構飛ぶ・・んだが、ゴルフ歴28年の友達のドライバーは同じキャロウェイのでもロフトが11度しかないのに、私の球よりきれいに高く上がるとは・・・一体どういうこった! 
要するに私がデカヘッドのドライバーをまだちゃんと使いこなしてないってことざんすね。

しかし、このドライバーで第一打は何とかなることがわかったが、問題は大事な第2打。もう意気込みすぎて結局トップしてチョロばかり

明日のギャヴィン君のゴルフレッスンでちゃんと直さねば。

昨日は彼女と18ホールを回った後、カフェオレ飲んで休憩し、私はその後1人で後半の9ホールの内6ホールだけを再び回って練習した。相変わらずトップしてばかり・・。イカンねぇ、全く。その後サウナで寝そべって反省。

15分でゴルフ場から帰宅し、15分で着替えて猫に餌をやってフランス語セットを持ってフランス語の先生の家にダッシュ。

本日のフランス語の先生は、レッスン内容から話が「自由・平等・博愛」を謳っているフランスが如何に激しい階級社会であるかという話に飛び、もんの凄い勢いでフランスとフランス人、特にパリの高慢ちきなフランス人の批判をするのだった。

中央集権のフランスは、まずパリ!パリがすべて!パリ以外はまともじゃないという意識があるらしい。(因みに我が先生はブルターニュの出身)

で、超階級社会というのは、普通の大学とは別格の超優秀な連中が行く国立行政学院、高等師範学校、理工科学校、政治学院出身の少数エリートがフランスを牛耳っていて、ここの出身者が全く鼻持ちならない高慢ちきで傲慢でその他の国民を下層階級としてあしらっているということらしい。国立行政学院の卒業生なんて年に150人しかいないらしいし、入学したときから給料が出るらしい。こやつらが超高級官僚となってフランスを支配しているのね、きっと。

で、私の先生のセシルは時々用事があって、この市にあるインスティテュート・フランセに行くらしいのだが、そこの院長のフランス男が全く鼻持ちならない傲慢男らしい。きっと高等師範学校の出身か?

そんなこんなで、最後には、「グラン・ナシオンとかヴィーヴ・ラ・フランスとか偉そうに言ってるけど、皆過去の話。絵画も哲学もファッションも今では他の国に追い越されているのにいまだにフランスは過去の栄光にすがって勘違いしている。フランスは単なる普通の国でしかないのに・・。」とのことでした。いやはや、おフランス人の口からフランス批判を聞けるとは。

24ホールもゴルフ場をバッグを引きながら歩いた上にちと頭を使ったので疲れたわ。それにしても私のフランス語もいい加減にしろ!と言いたくなるくらい進歩しないなあ・・。