ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

アメリカの人工ワイン

2005年12月21日 | ワイン・フード
EUとUSAとの間のワイン協定にフランス、スペイン、イタリアは賛成に回り、ドイツ、オーストリア、ポルトガルは反対に回ったらしいが、結局は通ってしまい来年1月から実施されるようだ。

これでドイツのワイン農家が恐れているのはアメリカの安ワインが入ってくることだ。ニュースによるとアメリカは好き勝手なワインを造ってるようなのだ。ちゃんとした木の樽で熟成させずに、写真の木の破片をスチールタンクにぶち込んで如何にもバリクで熟成させましたというようなフレーバーをつけたりしているらしい。信じられない!

そのほかまるでベルギーのビールみたいにいろんなフレーバーのワインを造ったり、数年分のワインをブレンドして年代もめちゃめちゃのワインを造ったり・・。

フランスやイタリアがこの協定に賛成したのはアメリカが彼らのワインの巨大な市場なのでそんな安ワインがこっちに入ってくるのには目を瞑ったということらしいけど、ドイツはそんなに輸出してないから反対したってことらしい。

そんなヘンテコなワインもどきの飲み物は勘弁なので、私はさっそく地下室からお気に入りのフランスワインを取り出して今週末からのアメリカ旅行へ持って行くことにした。

ついでに友人へのクリスマスプレゼントにバウムクーヘンもスーツケースに詰めて・・。 友人はドイツのバウムクーヘンとソーセージとチーズが懐かしいらしい。

アメリカのソーセージってどんなだったっけ?忘れてしまったが、イギリスのソーセージと同じくらいまずかったっけ? イギリスのソーセージは何であんなに激マズなんでしょう?まるで粉でできているようなひどい味なので驚いてしまったことがある。

アメリカでは何が食べられるのかなあ? オイスター、クラムチャウダー、ソフトクラブシェルのお寿司・・・楽しみでもあるがあまり期待しないことにしようっと。