ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

私にとってのホリエモン効果

2005年04月03日 | 日記

今日も朝から青空のいい天気で、気温は22度くらいまで上がるそうです。このところ毎日青空が続いており本当に気分がいい。今年の冬が異常に長かったのでその埋め合わせをしてくれてるのかもと思ってしまう。あと2週間したら高校の同級生たちが遊びにくるので、願わくは彼らが滞在する1週間は上天気であって欲しい。

さて、私にとってのホリエモン効果ですが、私から見たら普通のことをしているとしか思えないホリエモンを政治家・官僚・経済界などが一緒になって引き摺り下ろそうとするだけでなく、一般庶民の間からの彼をバッシングする声がネットの新聞記事などにあり、それが不思議でならずいろんな人のブログを見ていて彼の行動に賛同している tyuioさんのブログに行き当たったことです。 私のワイン片手に酔っ払ったようなアホな内容のブログと違ってtyuioさんのブログはおもしろいですよ。頭脳明晰で分析力抜群、語彙も豊富で文章も切れがあって小気味よく・・日本の情報、それも私好みの情報や物の見方に飢えていたので、まさに「ヤッター!」って感激してます。
(ブログを書き出してつくづく思ったのですが、元々なかった私の日本語力がますます落ちていて言葉が出てこないってことです。最近本もあまり読まなくなったし・・反省!)

で、ホリエモンのことですが、tyuioさんのブログで知ったのですが、日本ではテレビ番組などで街行く人に彼のことを好きか嫌いかなどと街頭インタビューなどしているらしいですね。そうやって、彼のことを好き派と嫌い派に分けたりすることに何か意味があるんでしょうか?いかにも日本的ですよね、こうやってイジメの土壌を作っていくんですねえ・・。どうして、人は人、私は私と互いにリスペクトするふうに持っていこうとしないんでしょうかね。どうしても敵と味方に分けたがるんですね。私は、彼を嫌いだといっている人はなんだかんだと最もらしい理由をあげるけど、やはりこれは同性に対する嫉妬だろうとうすうす思ってましたが、tyuioさんも同様のことをおっしゃってます。しかし、女だけで「男の嫉妬」だなんて茶化してもな・・と思っていたら、いましたよ。男性でちゃんと 堀江に対するバッシングの99%はやきもちだ と喝破されている方が。

男性が如何に嫉妬深くて意気地がなくって卑怯な(これを世間では女々しいというが、私としてははなはだ不本意で、雄雄しいと女々しいを逆の意味にして欲しい。)動物であるかは、30年も男性社会の中で働いているとよくわかります。ホリエモンバッシングで男の嫉妬深さを再確認させてもらいました。ということで、内側からの黒船として彼にがんばってほしい。負けるなよ、既得権益集団に!

男はしっかり見ていた!

2005年04月03日 | 日記

最近よく森の散歩に行くのはひとえに減量効果を期待しているわけですが、それというのも山の会のメンバーのひとりから、3ヶ月毎日1時間歩いて体重が減ったと言う話を聞いたからです。ずぼらな私は毎日歩くなんてとてもできませんが、せめて週末だけでも少しは森林浴も兼ねて歩こうと言う気になったのです。

昨日の葬儀で6年ぶりくらいに知人に遭遇しましたが、彼が私の顔を見て何か言いたそうだったので、「どうしたの?ずいぶん老けたねって言いたいの?」と言ったら、「いや、昔に比べて少し痩せたね。山歩きの合宿に行った頃はもっとプリプリしてたよねえ。」だと。

そう言えば、先月会った高校の同級生も「ちょっと痩せたんじゃない?」と言ってな。彼と最後にあったのは去年の6月だけど、その頃よりも痩せたってことかなあ?

男性陣は 女性が太った時にはそうとは気づいても「最近太ったんじゃない?」とは絶対言わないで、痩せたときにはちゃんとコメントするのね。太ったと気がついてもコメントするのは女性陣を不機嫌且つ怒らせてあまりに危険とちゃんと心得ているのかな。彼らは彼らなりにちゃんと処世術を学んでいるってわけね。しかし、ちゃんと見ているわけだ。

...と書いていると、テレビニュースでは今とうとうヴァチカン市国の鐘が鳴り始め、ローマ法王が亡くなったことが公式に知らされた。最後の最後まですごい生命力でした。初めてのイタリア人以外の、しかも共産圏ポーランド出身という身分で1978年以来26年という長きに渡って法王の地位にあった人が亡くなってしまった。ぽっかりと穴が空いたようで、やはり喪失感は大きい。
ご冥福をお祈りします。アーメン