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奈良県内をうろうろ

2010-06-08 20:37:27 | 温泉・旅行
5日から昨日7日まで、奈良県内をうろうろ。
奈良は平城遷都1300年祭でどこもごったがえしてました。


5日から奈良に直行の予定だったが、数日前に新聞記事が。
近代日本を代表する哲学者、和辻哲郎の多彩な業績を紹介する
「没後50年 和辻哲郎展」が、姫路文学館で6日まで開催。
和辻の代表作「古寺巡礼」をテーマにした写真展の同時開催だと。
おっさんのブログでも先日「古寺巡礼」を紹介したので行ってきた。


文学館は姫路城の近くにあり、お城は写真のように工事中。
昨年、神戸の「すずらんホール」に行く途中に寄ったのが大正解。


姫路から天王寺(阿部野橋)経由飛鳥へ。
有名な高松塚古墳です。飛鳥美人の模写模型は壁画館で見てきました。


今回の奈良行きの大きなきっかけが「キトラ古墳壁画」の一般公開。
これが公開最後らしいし、期間が13日まで。急がなくちゃ。
あまり関心はないのだけどPRに弱い。飛鳥資料館で公開されてました。


5日に宿泊する旅館の近くにある橿原神宮にも参拝。


6日は薬師寺から。金堂、東塔、西塔が見えるように撮りました。


右の建物は今年のみ公開している三蔵院伽藍です。
左の建物は平山郁夫画伯の大唐西域壁画が飾られています。


続いて、唐招提寺へ。和辻先生はこの金堂を大絶賛しておられます。


3日間限定の「鑑真和上坐像・御影堂障壁画特別開扉」の開催場所
である御影堂です。障壁画は東山魁夷画伯の筆によるものです。


来ました、来ました、平城京跡へ。近鉄電車からも丸見えの大極殿です。
天皇の即位式、外国使節との面会に使用されてたらしい。


大極殿内部。


大極殿から前庭や広場を眺めたところ。ええ、眺めじゃわい。


東院庭園。皇太子さんの宮殿があったらしい。


木造十一面観音立像を安置されてる法華寺に。


建立された光明皇后様が千人の垢を流されたといわれる浴室。


6日の宿泊は天理市の旅館。
7日は早朝から天理市から桜井市まで続く「山の辺の道」をハイキング。
日本人の心のふるさとと言われている大和の古い道です。
まず、天理教本部をパチリ。


神話時代からの古い社である石上神宮。


距離的には半分くらいか。また、お呼びでないおっさん登場。
空海が創建されたとされる長岳寺の楼門の前で。


大神神社。またの名は三輪明神。日本で最古の神社と言われています。


最後の見所。仏教伝来之地碑。ほんまに仏教伝来の地かいな。

よかった、よかった。無事、16kmもある「山の辺の道」を歩き通したぞ。
前日は猛暑だったが、7日は曇天。雨も降らず、よかった。
やっぱり年齢かな。疲れた。
40年ぶりの「山の辺の道」でした。アカン、年齢がばれる。

非常に充実した奈良県内のうろうろでした。
写真は20枚に厳選しました。最後まで目を通していただきありがとさん。
3日間お家ですごし、11日からは九州です。 今が最高。