陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。

漫画『少女革命ウテナ After The Revolution』が発売!

2018-05-14 | テレビドラマ・アニメ

かしら、かしら、ご存じかしら。
って、影絵少女の口調を真似ようと思ったけれど、このアニメの中身じたい知らない方も多いんじゃないかと思ってやめときました。

この5月10日は、漫画『少女革命ウテナ AfterTheRevolution』の発売日でした。
不肖私、漫画のコミックスをはじめてアマゾンで予約購入しました。昨年の12月発売の『魔法少女リリカルなのはViVid』20巻が近場の書店のどこにもなくて、かなり焦りましたから。なじみの書店の店員さんいわく、出版社にも在庫がないほどの売れ行きだったそう。いまのコミックスは在庫抱えるのが怖くて、初版の動向を見極めながら重版かけるらしいです。あんのじょう、このウテナ漫画も発売日からわずか3日で、すでにアマゾンでは入荷1、2箇月待ちになっていますね。そもそも、書きおろしで掲載された漫画雑誌のその号だけ、当日探してもなかったですし。うちの田舎だと発売日翌日に届くんですが、すぐなくなっていましたね。予約販売だと11日には届いたので、嬉しさもひとしおです。まさか、こんなに早くコミックス化されると思わなかった。

この漫画、アニメ20周年記念であるとともに、原作者集団ビーパパスの漫画担当であった、さいとうちほ先生の画業35周年記念作でもあります。

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さて、今回の『少女革命ウテナ AfterTheRevolution』は、完結から20年のちのメインキャラクターたちのその後を描いたもの。製作発表がされたのは昨年5月頃でしたが、大きな反響がありましたね。収録作品は以下三点。

「After The Revolution」
美術商になった桐生冬芽と西園寺莢一が、ある名画を探しに鳳学園を訪れます。この人たち、ほんとにアラフォーなんでしょうか(笑)。

「美しい棘」
現役フェンシング選手として活躍する有栖川樹璃と、マネジャー役の枝織。その側にはあの男が…。樹璃かわいいよ、樹璃。

「ふたりの革命前夜」
天才ピアニストである薫幹と梢の双子姉妹。この双子あいかわらずなんですが、「光射す庭」みたいなさっぱり感がない。ストップウォッチは持っていません。





もっと突っ込んでレヴュー書きたいのですが、未見の方のネタバレ防止のために控えておきます。というか、感想がうまく書けない。20年後だけど、未来の話でもあり、過去話でもあります。サイドキャラクターのコンビを主軸にしたエピソードですが、ウテナもアンシーもしっかり登場します。アニメの最終回でウテナがとった行動は、こういう未来だったのか、などなどいろいろ考えさせられることが多いですね。全編シリアスなので、チュチュとか牛とかは出てきません。幾原監督が原案だったらしく、やはり掴みどころのない話ではあります。かっちりと言葉でこんなものですと言えないようなシロモノなんですよね。敢えてそれを狙っているのだろうと。



帯には、さいとうちほ先生の新連載『輝夜伝(かぐやでん)』の告知が。
『とりかえ・ばや』に続いて和風ファンタジーもの。「竹取物語」を下敷きにしたお話らしいですが、主人公は男の子…? さいとう先生のコミックスは、だいたい文庫で買うことが多かったのですが、歴史ものがお得意で少女漫画なわりにめんどくさい性格の女子があまりいないので、すごく読みやすいんですよね。『とりかえ・ばや』の女東宮と睡蓮尚侍とのあのシーンとか、読んでるこちらもドキドキしっぱなしです(笑)。キケンな扉を夜ひらいてしまった感じ(爆)

巻末に見開き2頁のあとがき漫画、および、幾原邦彦監督の寄稿文があります。
あとがき漫画を読むと、お二方、幾原邦彦×さいとうちほのコンビと言えば、その昔、『SとMの世界』というよくわからない漫画がありましたよね。その後、「輪るピングドラム」やら「ユリ熊嵐」やらのアニメ原作などなどで、ほかの女性漫画家さんとも組んでるのですが、この人の世界観を絵に表すのって結構たいへんなのではないでしょうか。幾原監督は、現在新作アニメ「さらざんまい」(2019年放映予定)を制作中とのこと。
月刊フラワーズ2017年9月号に掲載されたお二方の対談の一部が、白泉社の公式サイトにて公開されています。(「少女革命ウテナ After The Revolution」発売記念 さいとうちほ先生×幾原邦彦監督 特別対談! 2018年5月10日 )。この対談は『新装版 少女革命ウテナ』の第五巻に収録。

この作品の人気、いまだ衰えないのか、今年三月にはミュージカルになったり、百貨店で展示会が開催されたりしていましたよね。その展示会では、幻のアニメイトカセットブック版がCD化されて販売されていたそうです。あのカセットブック、最近まで持っていましたっけ。主演声優の川上とも子さんが偲ばれますね。



この世界で少女革命ウテナをうみだしてくれてありがとう、と言いたいのはファンのほうです。個人的にこのアニメを知ったときは人生かなり苦しい時でしたけれど、20年生き延びて、また巡り会えるとは実に感無量です。


【少女革命ウテナ レヴュー一覧】
少女革命ウテナに関するレヴューです。


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