陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。

少女革命ウテナのグッズについて語る

2018-05-27 | テレビドラマ・アニメ

今年テレビ放映20周年ということで、アフターストーリーも発売された「少女革命ウテナ」。どうやら、昨日26日から来月6月23日まで、ニコニコ動画でテレビ版然39話分が一挙無料放映(http://ch.nicovideo.jp/utena-anime)。ニコニコ動画でわりと定期的に無料放映されているみたいですね。当時としても、往年の少女漫画みたいな耽美な画風で一世を風靡した話題作。興味を持たれた方は是非。

ところで、今更のいまさらですが、今はなつかしき、少女革命ウテナのグッズについて一人語りをしてみます。ちなみに一部は手放しているのもありますが、私が購入したものばかりです。


少女革命ウテナ L’Apocalypse:1 [DVD]
少女革命ウテナ L’Apocalypse:1 [DVD]ビーパパス

キングレコード 1998-12-27
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旧盤DVD
2013年に完全版のBDBOX版が発売されたことで話題になりましたが、私が購入したのはDVD版。ちなみに全巻でなくて、終盤あたりの3、4巻だけ。39話もあるので、当然、一度見でいいお話もありますし。 私がアニメDVDで初購入作は「神無月の巫女」で、これにはかなりの詳しいカラーガイド、書下ろしストーリー、などなど盛りだくさん。ですので、次にウテナのDVDを買った時に、付録がかなりあっさりしていて驚いた覚えがあります。アニメのガイドブックとか別売で商品展開できるからだったんですね…。とはいえ、このDVD、ジャケットのデザインがなかなかスタイリッシュ。



少女革命ウテナ 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)
少女革命ウテナ 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)さいとう ちほ

小学館 2011-03-01
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コミック文庫版(全3巻)
漫画担当・さいとうちほ先生によるフラワーコミックス単行本の全5巻、および、劇場版「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」も収録。単行本でどちらもすぐに買いましたが、文庫版購入により、売却しています。文庫版のほうが置き場所に困らないし、表紙があざやかで本棚で映えますよね。近年発売されたコミック新装版は、カバーだけ新しくしただけの、中身は旧判版と同じなので、インタビューなど付録が気にならない方は、文庫版をお勧めしたいです。



「少女革命ウテナ」~バーチャルスター発生学
「少女革命ウテナ」~バーチャルスター発生学TVサントラ ロイヤル・ナイツ 上谷麻紀 演劇実験室◎万有引力 裕未瑠華 杉並児童合唱団 奥井雅美 東京混声合唱団

キングレコード 1997-11-05
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音楽CD
「ウテナ」で熱を入れて収集していたのは、実はDVDよりもBGM集。「絶対進化革命前夜」「体内時計都市オルロイ」「バーチャルスター発生学」「天使創造すなわち光」「さあ、私とエンゲージして・・・」。タイトルも目を引きますが、どうやったら、こんなトントキな歌詞と曲ができあがるんだろうってなものばかりです。天上の音楽という謂いがありますが、ほんとうに、高く舞い上がっていくような不思議な高揚感に浸れるサウンドは病みつきになります。「輪舞 ― revolution / truth」は、ちっちゃいシングルだったので、PCに挿入したら出てこなくなって焦ったものです。このアニメの音楽、本当に好きでしたね。仕事がしんどい時、エンドレスでよく聴いていました。



少女革命ウテナ〈1〉蒼の双樹 (パレット文庫)
少女革命ウテナ〈1〉蒼の双樹 (パレット文庫)さいとう ちほ 大河内 一楼 ビーパパス

小学館 1997-11
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小説版(全2巻)
小学館パレット文庫から発売された『翠の想い』と『蒼の双樹』。挿絵はもちろん、さいとう先生。拙ブログでレヴューしましたが、小説版の存在をご存じなかったという方も多いようで。このお話、なかなかの名作だと思います。



薔薇の黙示録―少女革命ウテナ
薔薇の黙示録―少女革命ウテナ
青林工藝舎 1998-03
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『薔薇の黙示録―少女革命ウテナ』
1998年に、よくわからない出版社(失礼)から発売された研究本。制作陣たる幾原邦彦監督、音楽担当のJ・A・シーザー氏などのインタビューはもちろんですが、精神科医の斎藤環氏や、アニメ監督の佐藤順一氏、さらには現代アーティストの村上隆氏の寄稿まであって、けっこうな稀少本です。ただ、アニメ本体から論考が離れてしまった感があり、若干、小難しくて読みづらかった覚えが。中の装丁が凝っていましたよね。ちなみに、青林工藝舎とは、青林堂の『ガロ』編集部員が独立してたちあげた、アングラ系のサブカルチャーを扱う専門出版社のようです。この一冊も、社運をかけて出版された一冊だったのかもしれませんね。



少女革命ウテナ 薔薇の容貌
少女革命ウテナ 薔薇の容貌伊藤 誠之助

ベストセラーズ 1998-09
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『少女革命ウテナ 薔薇の容貌』
これも研究本のひとつ。表紙が恥ずかしくてイケナイ本のような気がして、わりあいすぐに手放してしまいました(後悔)。内容は、原作者集団ビーパパスによる、物語のポイント解説といったところ。それにしても、アニメスタッフ側と、漫画家との、表紙の傾向の違いがよくわかりますよね。さいとう先生はやはり百合が当時苦手だったようです。



少女たちの戦歴―『リボンの騎士』から『少女革命ウテナ』まで (ポップ・カルチャー・クリティーク)
少女たちの戦歴―『リボンの騎士』から『少女革命ウテナ』まで (ポップ・カルチャー・クリティーク)斎藤 環 荷宮 和子 村瀬 ひろみ アライ ヒロユキ 織原 ジン

青弓社 1998-05
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『少女たちの戦歴―『リボンの騎士』から『少女革命ウテナ』まで』
90年代に、エヴァンゲリヲンなどの社会現象になったアニメがのきなみ一般書で語られることが多くなって、関連書籍がわんさか出版されましたね。あのころ、文化表象論とかはやりましたよね。エドワード・サイードとか、ドゥルーズとか、ジャック・デリダとか、大流行りで、知識人が「脱構築」ばかり叫んでいた時代。革命を冠したこのアニメはうってつけの、メルクマールだったのでしょう。この書籍を紀伊国屋書店で美術書コーナーで見つけた時の衝撃といったら。従来、ヒーローに守られる立場だった少女たちがバトルの最前線に立つことの分析。それにしても、いまとなっては、戦う美少女なんて珍しくなくて、むしろ、活躍しているのが女の子だらけ(しかも小学生にまで低年齢化し、かつ残虐シーンにも遠慮がない)のアニメばっかりで、時代も変わったもんだと思います。



少女革命ウテナ アニメ版 コミック 1-5巻セット (フラワーコミックス アニメ版 ヴィジュアル・ストーリー・ブック)
少女革命ウテナ アニメ版 コミック 1-5巻セット (フラワーコミックス アニメ版 ヴィジュアル・ストーリー・ブック)さいとう ちほ

小学館 1998-06-01
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ヴィジュアル・ストーリー・ブック(全5巻)
ヴィジュアル・ストーリー・ブック? なんじゃそら? という方のために、説明しよう!今ではもう見かけないと思うが、当時、人気アニメのテレビ放映の画像を、コマ割りと吹き出しの台詞をつけて、まんま漫画のように売り出した本のことです。私の出身県の田舎では、このアニメがリアルタイムで放映されませんでしたから、書店で全巻購入してストーリーを知ったのがこちら。DVDを全巻買わなかったのも、そのため。



薔薇の記憶―少女革命ウテナ写真集 (アニメージュ文庫)
薔薇の記憶―少女革命ウテナ写真集 (アニメージュ文庫)アニメージュ編集部

徳間書店 1998-06
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『薔薇の記憶―少女革命ウテナ写真集 』
アニメージュ文庫から発売されたもの。写真集とありますが、テレビ版のセル画の複製です。各キャラクターのプロフィール付きで。長谷川眞也氏の美麗イラストが、手のひらサイズになって拝めます。いまは、ネットでいくらでも画像掘れますので、こういう本も出せなくなったのでしょうねえ。アニメーション神戸大賞のイベントがあって、その会場で抽選で参加者にプレゼントされ、幾原邦彦監督が表紙に油性で書いた自分のサインを「これ消せますから」とぼそっと言って、会場が笑いに包まれたのを覚えています。



薔薇の告白―少女革命ウテナ (ジス・イズ・アニメーション)
薔薇の告白―少女革命ウテナ (ジス・イズ・アニメーション)
小学館 1998-01
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『薔薇の告白―少女革命ウテナ』
アニメ作品に欠かせないグッズといえば、なんといいましても大判サイズの画集。この表紙、かなり恥ずかしかったので、隣県の書店まで原付飛ばして買いに行った記憶があります(笑)。美術出版社から『ヴィジュアルメイキングブック―アート・オブ・ウテナ』という高価本もありましたよね。



『薔薇の革命―少女革命ウテナパロディ競作集』
二次創作のコミックスアンソロジー。現物が手元にないので未確認ですが、けっこう際どい内容もありました(笑)。ここで掲載された同人作家さんで、現在はオリジナルの漫画家さん・イラストレイターとして活躍されている方もいます。劇場版のパロディとして『薔薇の陰謀』という次作もあったようで。



他にも脚本集とか、セガサターンのゲームとか、当時から商品化ラッシュだったこの人気作。現在は、すこし年齢層高めをターゲットにしたオサレグッズを売り出しているようです。このアニメで育った世代が、小説家や漫画家、アニメーターなどになり、今や中堅層になっている時代。まさに日本のアニメ史上に残る名作といえますね。

【少女革命ウテナ レヴュー一覧】
少女革命ウテナに関するレヴューです。


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