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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

冬にも負けなかったホウレンソウ種の発芽

2025-04-20 | 家庭菜園・庭仕事・田舎通い

めんどくさがり屋の私は、冬の保温対策をほとんど手抜きして、無謀にも種まきを決行。
おかげでかなりのスローペースで発芽しています。

2025年1月2日種まき分のホウレンソウは、1月26日になって発芽が確認できました。
この発見はたまたま。同日午後14時に畝のナンバーの札をさしこんでいたら、なんか翠っぽい糸のようなものが土に埋もれているな、と。で、ホウレンソウ畑の畝12~16列目を用心深くチェックしたら! なんと、わりと、あちこちで発芽が!



昼食をとる前の12時ぐらいにはまだなかったので、太陽が高くなったこの日、いきなり芽を出しはじめたことになります。これにはもうびっくり! そういえば、コマツナも間引き終わって水やりした夕方に、残した葉っぱのサイズが一回り大きくなっていたことがあったのです。急に成長してしまうのではないでしょうか。

これまでの種まき分の記録をみると、

【畝01~03】
第一弾コマツナ:種まき10月20日→発芽11月3日頃→間引き開始11月9日→12月25日全収穫

【畝04~07】
第二弾コマツナ:種まき11月10日→発芽11月17日頃→間引き開始12月18日

【畝08】
ダイコン:種まき12月8日→発芽12月27日(発芽率90%)

【畝09~10】
第三弾コマツナ:種まき12月8日→発芽12月25日(発芽率70%)

【畝10~11】
シュンギク:種まき12月8日→発芽1月2日(発芽率2%)

【畝01~03】
シュンギク:種まき1月9日(発芽率0%)


第一弾や第二弾のコマツナは発見したときは、ある程度わらわらと子葉は群生した状態だったので、こんなちょこちょこ、ちいさな葉が顔出ししている状態はダイコン以降がはじめてだったり。この畝8列目ダイコンも発芽をみとめて、かれこれひと月は経ちますが、まだ間引きできるほどには至っていません。



やはり12月に入ってから発芽の速度もゆるみ、若葉になっても生育がゆるやかになっています。
まあ、そのせいで作業に追われなくていいのですけども。おなじコマツナの種でも発芽が悪い場所もあったりするし。作物によっても発芽が揃わないこともあるのですね。今後、輪作を考えるうえで注意したいところ。



ホウレンソウは全4列でかなり大容量を蒔いたのに、なかなか発芽してこないので、風に飛ばされたのか、鳥にほじくられたのかと気をもんでいました。
この前週に畝の脇に新聞マルチをしいて、さらに春なみの陽気にめぐまれたこともあって、種の発芽スイッチが入ったのかも。

ところで、このホウレンソウの若葉。
種袋で確認しないと、うっかり、スギナみたいな雑草だと思って抜いてしまいそうになります。ほかのコマツナなどの畝にも、こういう草が生えているのだけども見分けがつかなそう。これがあのホウレンソウになるのか、なるほど。

ダイコンとコマツナの子葉がわりと似ているのは、おなじアブラナ科だからなのか。
自然菜園をめざすならば、うっかり除草してしまわないように、雑草も含めていろんな植物の若葉の形態を覚えておかないとだめですね。

時間はかかりますが、なんとかかんとか育っています。
地植えで畝が多すぎるので、大がかりに保温対策できないものの、ひとりで育てる分にはまあ追い付く程度かなと。





第二弾コマツナ群は現在間引き7回目。
本日の収穫はお椀3杯分。まずまずの分量です。これぐらいの若葉はレンジ加熱しやすいんですね。

黄化現象はまだ見られるのですが、卵酢スプレーでぼちぼち元気に葉を広げた株もあります。生長が遅く、間引きの手間を惜しんで葉だけカットしているので、株が密集しがちなせいもあるのでしょう。高畝なので、根が長いものもありましたが。

全般的に第一弾に比べたら、根の張りが浅くて変色したものもあったので。
低温時期なのに水を与えすぎていた恐れもあります。草マルチの材料があまりない時期で霜がおりやすいので、なおさら、冬は水やりを控えめにすべきでしたね。


(2025.01.26撮影、2025.01.27記録)

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