陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

フィギュアスケート中国杯2010(一)

2010-11-06 | フィギュアスケート・スポーツ
九月はじめに起きた尖閣諸島沖の漁船衝突事故以来、日中関係が急速に冷え込むなか開催される、フィギュアスケートGPシリーズ第三戦の中国杯。しかも、開催日の五日直前になって、政府が非公開としたビデオ映像がインターネット上の動画サイトに投稿されるという事態に。
とはいえ、スポーツの世界に政治的思惑は無用なようです。中国入りした日本人勢は晴れがましい活躍を見せてくれました。

初日の11月5日におこなわれた男女ショートプログラム。
男子シングルでは、バンクーバー五輪で八位入賞(氷上のエース、初快挙!(後))の小塚崇彦選手が、フランスの王者ブライアン・ジュベール選手、チェコスロバキアのトマシュ・ベルネル選手を抑えて、77.40点で首位に立ちました。
高橋大輔選手の大学の後輩、町田樹選手は66.78点で七位。町田選手は、九月にドイツで開催されたネーベルホルン杯ではみごとシニアで初優勝を飾っています。今後も活躍が期待される選手ですね。

いっぽう、アジアの女王たちがしのぎを削る女子シングル。
首位に立ったのは、日米両国籍を有する長洲未来選手で、58.76点。
そして、それを追うのが昨年の中国杯(フィギュアスケートGP中国杯 & NHK杯)を制して電撃的な復活戦を飾った鈴木明子選手で、57.97点。

日本の世界女王・ベテランの安藤美姫選手は、56.11点となって惜しくも三位。
安藤選手の演技内容は素人目にはかなりよかったように見受けられたのですが、最初の鮮やかに決まったと思われた勝負どころの三回転・三回転の連続ジャンプで回転不足をとられてしまったようです。

今回の中国杯は、テレビ朝日系列で午後七時から放映されたのですが、先週のスケートカナダ 2010の織田信成選手(パパになったせいか、顔つきに精悍さが増してきたような(笑))・今井遥選手、および十月のNHK杯の高橋大輔・羽生結弦・浅田真央・村上佳菜子の四選手らのハイライトシーンもあわせて流されました。
NHK杯の八木沼さんではなくて、朝日が別撮りで編集したものを、荒川静香さんの解説をつけて流していたようです。
浅田選手の転倒シーンは配慮してかあまり放映はされませんでしたね。村上選手は、今回眺めてわかりましたが、あの前向きな闘志むき出しで恐れをしらない態度は、鈴木明子選手に似ています。

中国でおこなわれたせいなのか、日本だけでなく、韓国や中国でもシニアデヴューして間もない若手の活躍も目立ちました。
詳細は時間があれば、後日またレヴューする予定です。


さて、番組内で告知があったのですが。
フィギュアスケート国別対抗戦2011が、来年4月14日から17日まで開かれる予定です。
男女シングル、アイスダンス、ペアという四つの種目の総合順位を団体戦で競うというこのスタイル、四年後のソチ五輪でも採用されるかもしれない、とのことで注目が集まっています。
昨年2009年の開催で、女子フリーでは自己最高点をマークした浅田真央選手(世界フィギュアスケート国別対抗戦2009 三日目)および、エキシビジョンでは安藤美姫選手が、闘病中の女性シンガー絢香(最近、小説の受賞で話題になった水嶋ヒロの奥様)に捧げた舞台(世界フィギュアスケート国別対抗戦2009 四日目)が想い出深いものとなった大会です。

オリンピックがないシーズンとはいえども、今季も春先まで楽しめそうですね。


【参照】
テレビ朝日フィギュアスケートGPシリーズ世界一決定戦2010公式サイト
男子の高橋・織田、女子の村上選手が出場予定のスケートアメリカの放映日は11月15日の深夜なんですね。


【フィギュアスケートGPシリーズスケジュール】
【過去のフィギュアスケート記事一覧】



【追記】
今朝の掲載で、ブライアン・ジュベール選手を、「スイスの至宝」と呼ばれるバンクーバー五輪四位 と紹介していましたが、ステファン・ランビエール選手と混同した誤りでした。訂正しています。(語尾が似てるだけに…(恥))
ランビエール選手は今年三月に引退を表明。その後は振付師として活躍し、高橋選手のエキシビジョン曲「アメリ」(NHK杯2010 氷上のミュージカル参照)の振付は彼の手によるもの。

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