陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。

ブログやSNSに好きな作品の画像を掲載できなくなる?!

2019-02-03 | PC・通信・情報・メディア・SNS

ここ最近、ブログサービスの縮小や改変が進んでいます。
利用者が多くて、サーバーに負担があるのか、管理が大変なのか、IT弱者の私には判じかねますが。gooブログでも一部内容の取りやめがあったり、名称変更(「読者」登録は「フォロワー」よりも、「お気に入り」か「ブックマーク」など人数主体にしない呼び方のほうが障りがないとは思いますが)があったりですが、ともかく、ブログがまだまだ続けられるだけでもよしということです。

ブログ生活も今年で13年目になりますし、まだまだ余力があれば続ける意思があるものの、ここにきて、気になる知らせが飛び込んできました。

読売新聞朝刊2019年1月31日の解説面の記事によれば。
ダウンロード規制の対象を拡大する著作権法改正の中間まとめ案が賛否を呼んでいる模様。もともとは昨年からの海賊版サイトの漫画、アニメ動画などの著作権侵害による、版権者の利益保護を目的としたものが、拡大解釈されて、ネット上の著作物全般にひろげられようとしている。なんと、ブログやツイッターなどのSNS掲載の、イラスト、写真、文書、プログラムも対象とするという。

もしこれが規定されてしまったとしたら。
スクリーンショット機能でPCやスマホ画面を画像としてとりこむ「スクショ」も対象に含まれるとか。著作権侵害の表現物が含まれていたら、そのブログやSNSをあとで読むために保存することすら、違反になる可能性がある。著作権者に無断で、購入した漫画の表紙や一頁を載せるどころか、実物を写真撮影しても、内容が鮮明に判別できればアウトになるのでは? ツイッターなどで自作のイラストをリツイートされるのも、いちいちお伺いを立てないといけなくなるのでしょうか? ブログやSNSで載せてレヴューすることも難しくなりますよね。 ガチャと呼ばれるスマホのゲームで引き当てたキャラ画像をSNSで拡散している愛好者も多いでしょうけれど、アレもアウトになるでしょうね。他人がお金かけなくても、画像を見たり保存できたりするわけですから。

この著作権侵害は、現在、権利者が親告することで刑事罰が与えられることになっています。
しかし、ファンに自作を共有されることを歓迎する権利者もいないではなく、違法性があいまいになっています。

著作権法に詳しい識者いわく、権利者に与える被害が少なく、国民のプライバシーや情報にアクセスする自由を保護するという観点から、ある程度は私的使用目的の複製を認めるのがよいという考え。拙速に違法化をひろげれば、潜在的に多くの国民が犯罪者となってしまい、表現の自由や文化の発展に冷や水を浴びせかねないという反対意見もある。

その一方で、映像・音楽と差を設けずにイラスト、写真、文書など著作物全般に違反をひろげることを大歓迎する弁護士もいます。法制化されたら、著作権違反で弁護士の仕事を増やしたいのかもしれませんよね。過払い金請求訴訟とか、強制不妊治療被害者への損害賠償訴訟とか、弁護士さんが自己利益のためにわざと手を広げているような気がしないでもない。

この著作権全般改正のゆくえは不透明です。
しかし、もし違法化されたら、拙ブログの「作品紹介や引用として」お借りしている画像の掲載された記事については削除か、変更を余儀なくされますね。日記記事の写真はなるべくフリー画像を利用させていただいているのですが、ファン活動としての記事はかなりの数にのぼります。それも、著作権者に侵害だと認定されてしまえば致し方ないのでしょうが。

ただ、アニメや漫画などで画像がないままよりは、あったほうが、その作品の雰囲気はつかめるだろうし、楽しいですよね。漫画やアニメの感想で、画像が載っていた方が私は面白いと思いますし。現に、画像があったファンブログさんがあったおかげで、その作品のDVDから原作漫画までもろもろ購入したものもあります。著作権法に抵触しかねない行為とは知りつつ、それを複製して販売しての利益を得たわけではないのですが、違法者になってしまうのでしょうか。

そもそも国内で公式画像の掲載が禁じられて、たとえば代わりに個々人が二次創作したイラストばかりがネット上にあふれ、検索でも上位になったら、海外の興味を持った人からしたら、作品の内容を誤認してしまう恐れがないとは言えないのではないか(日本語が分からない外国人からしたら、二次創作者が書いた絵が公式絵だと誤認されてしまいかねない)。せめて、購入するなど、著作者に利益を与えた者については、免除されるなどの適用除外要件があったらいいなとは願うところです。いちいち、プロの作家さんに載せていいですかとお尋ねするのは、かなり仕事の邪魔になると思いますし。販促のための紹介レヴューならば、アマゾンなどの購入サイトないしは読書レヴューサイトでもいいわけですけれど、個人が趣味のためにあまり人目につかずに感想を書きたい場合には、不便ですよね。

この著作権法の行方、かなり気になります。
願わくば、改正難民入国管理法のような、議論を尽くさないまま強制的に法制化する流れにならないでほしいものですが…。
とても悩ましい事態ですね。

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