陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

魚は電気で焼いた方がおいしい

2021-04-23 | 医療・健康・食品衛生・福祉

ドラマでよく野宿者が釣った川魚を火で焙り、じつに旨そうにかぶりついている場面があります。
ところが実際キャンプを体験すると、飯盒で炊いたごはんは焦げ臭いし、一部が固かったりもする。

焼き魚も同じで、強火で水分を飛ばし過ぎるのか煮干しみたいに身が小さくなっていたりしますよね。とくに尾に近い部分がおいしいのに、焦げて黒くなるのは悲しい。尻尾がパラパラになって折れてしまうのも、形として美しくない。

肉よりは魚派の私は、焼くのが好きでした。
鮭の切り身はよく安売りされているので、バターをひいてフライパンで焼く。しかし、どうしても身が細くなってしまいがち。ですので、最近はもう電子レンジで加熱しています。焦げ目はつかないし、ほどほどにふっくらするし、色味もいい。高橋由一が描いた、あの紅い脂身がしっかりのった鮭だという感じではなく、やや鮭フレークみたいな感じにはなりますが。

そもそも、パック入りの魚の切り身をそのまま冷凍して保存することもあるので、電子レンジでそのまま焼いてしまうほうが便利なのです。加熱した皿ににじみ出た脂身を拭いて、野菜を添えれば、そのまま食卓へ出せますし。

ガスレンジにある魚焼き用グリルももう何年も使っていません。
魚の脂がこびりついて、洗うのが大変なんですよね。電子レンジなら、耐熱皿にラップをして、チンすればいいだけ。

料理でレンジを多用するようになった訳は、独り暮らし時代にあります。
ワンルームマンションでは、備え付けのコンロが一台分しかなく、極力汚したくない。電子レンジほか家電は自分持ちなので、フル回転させてもいいからです。

正直、料理して疲れたあとは、食事をする気も失せます。
学校にも職場にも自作の弁当を持参していたぐらいなので、効率の良さを考えてしまいます。単にものぐさなだけとも言えますが…。

ところで、最後にひとつ、大事なことを。
魚や肉を火で炙ると旨そうなのはなぜでしょう? それは、炎は見ている者の心まで温めてくれるからなのです。電子レンジは便利ですが、残念なことに便利なものは私たちまで暖かくさせてはくれません。

( 2021/04/14)

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