公営競技はどこへ行く

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自民党の比例単独候補の内規は『原則2回』までなので、次の衆院選までに小選挙区を探さないとならない杉田水脈 → 次期衆院選公認落ち「政界引退」の可能性も

2022-12-13 20:17:24 | 山口敬之関連事件
性的少数者には「生産性がない」と書いた論文が大炎上していた’18年、マスコミ禁止の講演会で「南京大虐殺はなかった」とも発言 © FRIDAYデジタル





「日本に女性差別は存在しない」(’14年)

「男女平等は、実現し得ない、反道徳の妄想」(’14年)

――思えば8年以上前から、衆議院議員で総務大臣政務官の杉田水脈(みお)氏(55)は問題発言を繰り返してきた。そしてその”口撃”の標的となっているのは、常に社会的弱者だった。

「今回、問題になったのもLGBTQや在日コリアン、アイヌ民族について発した、『子供を産めない彼らは生産性がない』『(LGBTQ支援について)被害者ビジネスに骨の髄までしゃぶられる』『品格に問題がある』『気持ち悪い』『日本国の恥さらし』などのヘイトスピーチまがいの発言でした」(自民党若手議員)

立憲民主党の塩村あやか参議院議員(44)に一連の問題発言を追及されても、杉田氏は「(発言をした当時)一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がない」とまるで他人事。

「ただ単に落選中だっただけ。これまで野党や世間から発言の撤回や謝罪の要求があっても一切応じてこなかった。彼女はそれが自分の”持ち味”だと思っているんじゃないでしょうか」(前出・自民党若手議員)

松本剛明総務大臣(63)から発言の撤回、謝罪を指示され、12月2日の参院予算委員会で一部を撤回。12月6日、エレベーターから降り、微笑みながら総務委員会へ向かう杉田氏を直撃した。

――おはようございます。この度の発言の撤回と謝罪、杉田議員としては不本意だったのではないですか?

「へぇ? いえいえ、そんなこと……」

――信念を曲げての撤回と謝罪だったと思いますが。

「いえいえ、内閣の一員なので! 頑張ります」

そう言うと、やはり笑顔で委員会室に入り、松本総務相に手を合わせ、ぺこぺこと頭を下げた。その姿からは到底事の重大さを理解しているとは感じられなかった。前出の自民党若手議員によれば、杉田氏本人は大炎上してもさほど気にしていないという。

「議員事務所にかかってくる電話は『水脈さんは間違っていない』など、励ましの声が多いと誇らしげに語っていた。本人も『政治家になる前の発言まで問われるのは……』と反省の色はみえない」

これまで比例代表で、代議士の地位についてきた杉田氏。しかし、次期選挙は厳しいと政治ジャーナリストの安積明子氏は考察する。

「比例単独候補として優遇されてきましたが、自民党の内規は『原則2回』までで、次の衆院選までに小選挙区を探さないとならない。後ろ盾だった安倍元首相亡き今、党内調整も難しくなってきました」

岸田文雄総理(65)は「人事は適材適所」と更迭を否定したが、先行きは不透明だ。

「来年1月の通常国会の前に内閣改造が行われると予想されており、公職選挙法違反の疑惑を追及されている秋葉賢也復興相(60)とともに交代する見込み。参議院比例に転出するにしても、イメージを一新しなくては」(同前)

ヘイトまがいの”口撃”を繰り返すことで一部の大物に引き上げられてきた杉田氏。政治家でありながら、弱者の尊厳を傷付けた代償を支払う日は近そうだ。
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