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高松宮記念杯競輪2019回顧

2019-06-17 08:40:37 | 大レース回顧集
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G1「第70回高松宮記念杯競輪」の決勝戦が16日、岸和田競輪場で行われ、脇本雄太の逃げに乗った中川誠一郎(40=熊本・85期)が優勝。賞金2890万円(副賞含む)を獲得した。高松宮記念杯優勝は初めて。G1優勝は2月の別府全日本選抜競輪以来、通算3回目。2着はまくりで迫った新田祐大だった。
 最終ホームで脇本―中川に小原の3車で後ろを離した。中川は優勝を予感した。「3車で出切ったのをオーロラビジョンで確認した。脇本君はもの凄い掛かりだった。もう誰も来ないな…と」。それでも新田が異次元のスピードでまくり上げてくる。これがナショナルチームの底力。だが、リオ五輪に出場した中川にも意地がある。懸命に集中した。前の脇本を捉える。新田も抑え切って真っ先にゴールへと飛び込んだ。

 2月の全日本選抜競輪(別府)を優勝。一番乗りでグランプリ(12月30日、立川)出場を決めた。達成感を味わったが、その後はモチベーションの低下に悩まされた。5月は3開催を走った。疲れが抜けない。持ち前の快速は影を潜めた。

 発想を切り替えた。今大会に向け、体力を回復させることに集中した。休むこともまた練習だ。調整は成功した。調子は一走ごとに上がり、決勝で最高潮に達した。「体力、技術、精神的に、とてもかみ合っていた」。40歳にして、中川はさらに進化を遂げた。

 これでG1は3勝目。過去2勝は自力だったが今回はマークからの頂点だ。「20年近く自力で頑張ってきた。たまにはこういう勝ち方でも罰は当たらないでしょう」。冗談めかして話したが、その通りとも言える。調整法、勝ち方とも、これまでと違う、新たな中川像を披露した。味わいを増した男の視線は年末のグランプリへと向いている。

 ◆中川 誠一郎(なかがわ・せいいちろう)1979年(昭54)6月7日生まれ、熊本市出身の40歳。私立真和高卒。85期。00年8月プロデビュー。通算1447戦428勝。通算取得賞金は6億3525万円。主な優勝は第70回日本選手権(16年)、第34回全日本選抜競輪(19年)、第70回高松宮記念杯競輪(19年)。1メートル74、78キロ。血液型AB。





 G1連覇を目指した脇本は5着。7番手でじっくり構え、打鐘で一気にスパート。清水の飛び付きも許さないほどのハイラップ先行を披露した。最後は沈んだがラインを組んだ中川のVに貢献した。「3日間悪かったので次につなげる意味でも先行意欲は一番強かった」と振り返った。

 ロシア遠征から間もないハードスケジュールで体はボロボロ。「悪い中でもここまで戦えると分かったのは収穫。またオールスターに向けて練習します」と前を向いた。





▼新田祐大(2着)(中川)誠一郎さんとタイミングが合ってしまった。次のオールスターこそ勝ち切りたい。

 ▼小原太樹(3着)緊張はしなかった。楽しかった。

 ▼清水裕友(4着)後ろよりは前の方がいいと思ったが…。脇本さんが強過ぎた。追い付く前に掛かってしまった。

 ▼小倉竜二(6着)1回誰かが出てくれると思ったが…。飛び付いた清水君はキツかったと思う。

 ▼平原康多(7着)いい位置は取れたが…。ワッキー(脇本)が強かった。

 ▼木暮安由(8着)1コーナーで自分の仕事はできた。悔いはない。

 ▼渡辺一成(9着)新田君に追い付こうとしたが木暮君に当たられて完全に失速してしまった。






令和元年6月16日

高松宮記念杯の決勝は、敢えて7番手を選んだ脇本雄太は清水裕友が前を取った事でやった事は赤板過ぎからの大カマシ。後に居た中川誠一郎ー小原太樹迄連れて出切った後は休む事なく逃げた事で番手の中川は2角から世界のスピードで捲って来た新田祐大に合わせてスパート。これで今年は2冠、これ迄GⅠは4度優出で3回の優勝はこれ全て熊本のファンが送った神風が又しても誠一郎に追い風を吹かせました。

次の久留米記念が凱旋レースに成ります。こゝでも九州代表として頑張ってくれると信じてます。

私の◎に又応えてくれました。目出度し目出度し。





 「高松宮記念杯・G1」(16日、岸和田)

 12Rで決勝戦が行われ、中川誠一郎(40)=熊本・85期・S1=が打鐘前からカマした脇本雄太(福井)を追走し、直線で差し切って1着。2月の全日本選抜(別府)以来、通算3回目のG1優勝を飾り、賞金2890万円(副賞込み)を獲得した。最終ホーム8番手からまくり上げた新田祐大(福島)が2着、初手から中川を追走した小原太樹(神奈川)が3着に入った。先行した脇本は5着だった。

 ヒーローの中川は「脇本君があんなに気持ち良く行ってくれると思わなかったので、逆に緊張しました。(仕掛けてきた)新田君が見えたので、前に踏みました。直線に入って内も外もスピードが止まっていたので(優勝を)確信しました」と激戦を振り返った。今場所については「初日に不安はあったけど、日に日に調子が上がってきました。決勝戦は落ち着いていました」と終盤に近づくほど平常心を保てたことを強調。最後に「脇本君のおかげで優勝ができました」と前を任せた脇本を称賛した。



■ 天候 晴:風速 2.2m

2枠複
2=5 450円 (1)
3連複
2=4=7 16,610円 (55)
2枠単
5-2 1,000円 (3)
3連単
7-2-4 44,490円 (164)
2車複
2=7 1,230円 (4)
ワイド
2=7 430円 (4)
4=7 1,600円 (27)
2=4 2,160円 (30)
2車単
7-2 2,210円 (6)
■ 着順

着 車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 7 中川 誠一郎 40 熊 本 85 S1 11.1 差し
2 2 新田 祐大 33 福 島 90 SS 3/4車身 10.8 捲り
3 4 小原 太樹 30 神奈川 95 S1 3/4車輪 11.1
4 3 清水 裕友 24 山 口 105 SS 3/4車身 10.9
5 1 脇本 雄太 30 福 井 94 SS 1/2車身 11.4 HB
6 9 小倉 竜二 43 徳 島 77 S1 3/4車輪 10.9
7 5 平原 康多 37 埼 玉 87 SS 3/4車身 10.9
8 8 木暮 安由 34 群 馬 92 S1 微差 10.8
9 6 渡邉 一成 35 福 島 88 S1 3/4車身 10.8



GI優勝経験者が6名優出し、しかも、未経験者3名のうち、初優出は小原だけという、グランプリ並みの好メンバーが集まった決勝戦。

これだけの「豪華布陣」にもかかわらず、やはり、レースを作ったのは脇本雄太。マークについた中川誠一郎が差し切り、番手抜け出しとしては初めてのGI制覇とあいまった。

前日の準決勝で、2着ながらも、捲った脇本に僅差で詰め寄った中川。その脇本が、初心に帰ったかのようなジャン先行を試みたならば、優勝はもらったようなものだった。

過去に2度GIを制しているが、いずれも単騎戦。このようなケースは非常に珍しく、「単騎の中川」というイメージがどうしても強いがゆえに、番手戦で大丈夫か?、という不安もあったが、それは今回ついては杞憂だった。

しかも、今年早くも2度のGI制覇。「将来の大器」と謳われながらも、タイトルを獲るまでに時間を要した中川だが、「両目が入れば」、3つ目も容易に獲れるものだということを認識させられた。

今大会は今一つ動きがよくなかった脇本は、上記で述べた通り、「初心に帰る」競走を見せ、清水や平原といった選手たちに何もさせなかった。「負けて強し」とはこのこと。やはり、出走はほとんどなくても、今の競輪界の中心は紛れもなく脇本だ。

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